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東京・中央区/首都高都心環状線の上部空間活用へ/三吉橋~新尾張橋間で調査・検討  [2018年2月9日1面]

上部空間の活用について調査・検討が始まる都心環状線と三吉橋〈右〉

上空から見た都心環状線の築地川区間付近

 東京・中央区は18年度、首都高速道路都心環状線のうち築地川区間の上部活用に向けた調査に乗りだす。対象は三吉橋~新尾張橋間の延長1キロ。首都高速道路会社が同区間を耐震化する一環で、上部を人工地盤で覆う「頭覆化」を検討していることから、区は創出された場所を緑化し快適で良好な都市空間を創出したい考え。現在道路によって分断されている銀座と築地の街を一体化する狙いもある。区は上部空間のコンセプトや課題抽出などの検討費用として、18年度予算案に5百万円を計上した。検討期間は19年3月まで。
 三吉橋~新尾張橋区間は半地下の掘割構造で、1964年東京五輪の際に築地川を埋め立てて整備された。Y字形をしている三吉橋は東京メトロ有楽町線新富町駅や中央区役所の目の前にあり、新尾張橋はベルサール汐留や銀座郵便局と近接している。
 対象区間の上部空間を覆えば、3ヘクタール程度の用地を創出できるという。
 矢田美英中央区長は8日、区本庁舎で記者会見し、「貴重な水辺空間だった築地川を緑の川として取り戻す」と表明。上部空間を公園のような緑化空間とすることで、都市としての魅力を高める考えを明らかにした。吉田不曇中央副区長は「技術的な検討は首都高速道路との連携が必要」との考えを示し、両者の費用分担などは今後協議するとした。頭覆化や上部空間の活用のスケジュールや事業費は決まっていない。

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