技術・商品

このエントリーをはてなブックマークに追加 文字サイズ 

大和ハウス工業、フジタら/外壁パネルの無足場施工法開発/作業員3割減  [2018年3月30日3面]

外部無足場工法「(仮称)ノスキャップ工法」施工イメージ図

 大和ハウス工業とフジタ、日鉄住金鋼板の3社は、新型の金属製外壁パネルを採用した外部無足場工法を開発した。同パネルを使用することで外壁取り付け時の足場が不要となり、1万平方メートル規模の外壁工事で作業員が最大3割削減できるという。既にフジタが施工した物流施設の現場で採用。今後、大型の外壁工事が必要な物流施設や工場、研究施設などへ積極的に提案する。
 「(仮称)ノスキャップ工法」は外部足場を必要とせず、屋内から外壁パネルが取り付けられる。地上で下地の上に7~8枚の外壁パネルを貼り付け、大型のユニットパネルを作成。クレーンでつり上げ建物の躯体に直接取り付けた後、屋内側から固定するだけで施工できる。
 工法で使用する外壁パネルには、芯材(ロックウール)を拘束材(鋼板)で挟み込んだ建材を使用。厚さ50ミリのパネルをつなぎ合わせ、長さ10メートルまでのユニットパネルが作成可能だ。
 大和ハウス工業とフジタは大規模施工現場での省力化を図るため、13年に工法開発に着手。2月に竣工した物流施設(4階建て延べ約3万9000平方メートル)の外壁約1万平方メートルに適用し、生産性向上の有用性を確認した。
 物流施設や工場などの外壁を施工するには建物の周辺に足場を組み、躯体に取り付けられた下地へ外壁パネルを1枚ずつ取り付ける必要があった。だが、外部足場の設置・撤去には多くの作業人員や日数を要していた。
 深刻化する人手不足の解消に向けて、大和ハウス工業とフジタは、工法のメリットが最大限生かせる1万平方メートル以上の外壁工事で適用する方針。大型の物流施設や工場、研究施設などを対象に採用を提案していく。

この記事へコメント

メールアドレスが公開されることはありません。

建設業で本当にあった59話の心温まる物語
およそ500万人が働く建設業界。それぞれ...続きを読む
作業現場が危ない?!熱中症予防・対策マニュアル
熱中症は、早期の対処で重症化を防げる疾患...続きを読む
中小企業の事業性を向上させる税理士の経営支援
身近な専門家である税理士の支援を受け、中...続きを読む
DVD 道路工事の労働災害・公衆災害
安全教育用DVD「つくる!安全現場の一年...続きを読む
国際標準型アセットマネジメントの方法
インフラ資産のアセットマネジメント全体の...続きを読む