6月12日
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清水建設/宇宙未来構想を発表/月に太陽光発電所、地球にエネルギー伝送
清水建設は11日、月に太陽光発電所を建設し、地球で消費されるすべてのエネルギーを賄うとした宇宙未来構想「月太陽発電LUNA RING(ルナリング)」を発表した。月を1周するように太陽電池パネルを設置し、そのエネルギーを月の伝送装置から地球の受変電施設に送る仕組みを想定。建設資材には月の資源を利用するとした。各種の技術開発や実証実験などを進め、着工は地球のエネルギー需要を考慮した上で2035年とした。今後、各方面に構想を積極的にPRしていく。
太陽電池パネルは、月の赤道上に設置する計画。規模は幅400キロ、延長1・1万キロで、総面積は約440万平方キロメートル。発電規模は年間石油換算で17億toe(1toeは石油1トン)、原子力発電所だと約1・3万基に相当する。清水建設によると、国際エネルギー機関(IEA)の予測ベースで、30年に世界が必要とするエネルギーをこれで賄える。
収集した太陽光エネルギーは、マイクロ波やレーザーに変換し、直径20キロの伝送アンテナから地球に送る。地球側では約21キロのアンテナで受信し、送電網を通じて各地に送るほか、水素燃料として利用する。シリコン、コンクリートなどの建設資材には、地球と同様の材料生産が可能とされる月の資源を利用し、地球から持ち込むのは水素だけとした。各種技術開発を10年から、実証実験を20年から進めるとしている。
清水建設は、組織の活性化や「社の姿勢を世間に発信する」(総合企画部)ことなどを目的に、未来構想を策定しており、ルナリング構想は、赤道直下に高さ1000メートルの都市を建設するとした未来都市構想「グリーンフロート」(08年12月発表)に続く第2弾。宇宙関連の調査業務などを手掛けている子会社のシー・エス・ピー・ジャパン(東京都千代田区、吉田哲二社長)や技術研究所のインキュベートセンターのほか、若手技術者ら36人が中心となってまとめた。宇宙開発に関して同社は、1987年に建設会社として初めて専門組織を設置している。
太陽電池パネルは、月の赤道上に設置する計画。規模は幅400キロ、延長1・1万キロで、総面積は約440万平方キロメートル。発電規模は年間石油換算で17億toe(1toeは石油1トン)、原子力発電所だと約1・3万基に相当する。清水建設によると、国際エネルギー機関(IEA)の予測ベースで、30年に世界が必要とするエネルギーをこれで賄える。
収集した太陽光エネルギーは、マイクロ波やレーザーに変換し、直径20キロの伝送アンテナから地球に送る。地球側では約21キロのアンテナで受信し、送電網を通じて各地に送るほか、水素燃料として利用する。シリコン、コンクリートなどの建設資材には、地球と同様の材料生産が可能とされる月の資源を利用し、地球から持ち込むのは水素だけとした。各種技術開発を10年から、実証実験を20年から進めるとしている。
清水建設は、組織の活性化や「社の姿勢を世間に発信する」(総合企画部)ことなどを目的に、未来構想を策定しており、ルナリング構想は、赤道直下に高さ1000メートルの都市を建設するとした未来都市構想「グリーンフロート」(08年12月発表)に続く第2弾。宇宙関連の調査業務などを手掛けている子会社のシー・エス・ピー・ジャパン(東京都千代田区、吉田哲二社長)や技術研究所のインキュベートセンターのほか、若手技術者ら36人が中心となってまとめた。宇宙開発に関して同社は、1987年に建設会社として初めて専門組織を設置している。









