BIMの課題と可能性

BIMの課題と可能性・65/樋口一希/施主に気づきを与えるBIM・1 [2015年5月14日]

 前回に引き続き、独立系の小規模な意匠系建築設計事務所での『仕事を創るBIM』運用について報告する。「空創房、一級建築士事務所」(京都府宇治市、代表・畝啓氏)では施主との合意形成の中で『施主に気づきを与えるBIM』運用を目指している。



 □従来のツールとは決定的に異なるBIMでの3次元と2次元のリアルタイムの連動に衝撃□

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BIMの課題と可能性・64/樋口一希/藤岡郁建築設計事務所のBIM運用・3 [2015年5月7日]

 小規模な建築設計事務所が『仕事を創るBIM』を成立させるために、協力事務所や建設会社との間でどのような協働態勢を構築しているのかを報告する。



 □設計+モデリングと作図の分業体制を確立し、ビデオ通話機能をもつスカイプで対面協議□



 藤岡郁建築設計事務所を訪問したのは4月初旬。繁忙期を避けたが取材の合間に電...続きを読む

BIMの課題と可能性・63/樋口一希/藤岡郁建築設計事務所のBIM運用・2 [2015年4月30日]

 独立系の小規模設計事務所の『仕事を創るBIM』について実例を通して現況を報告する。キーワードは「施主の思い=不安や期待へフロントローディングするBIM」だ。



 □Google Earthの空撮地図データと3次元モデルを融合して隣接建物との関わりをプレゼン□



 都内に建つRC造3階建ての住宅「桜の木の家」。...続きを読む

BIMの課題と可能性・62/樋口一希/藤岡郁建築設計事務所のBIM運用・1 [2015年4月23日]

 建築工程を貫き、竣工後の施設管理、稼働建物のIoT(Internet of Things)化にまで広がりをみせるBIM。工程上流に位置する小規模な建築設計事務所での運用に限定してもメリットは顕在化し始めている。『仕事を創る』側面から藤岡郁建築設計事務所(横浜市都筑区)のBIM運用を報告する。



 □いかに仕事を創るかの課題解決のためデジタルでのプレゼ...続きを読む

BIMの課題と可能性・61/樋口一希/ホームビルダーのBIM運用・3 [2015年4月16日]

 那覇市に本社を置き、地域ビルダーとして戸建て、マンションなど住宅を中心に商品企画、設計・施工、販売、不動産管理から修繕までを手掛ける環(たまき)ハウスグループ。「経営資源としてのBIM」の運用を通して現業の更なる向上を目指している。



 □最も成功したBIMを運用する住宅メーカーの戦略を参照して地域ビルダーの立ち位置確認□

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BIMの課題と可能性・60/樋口一希/ホームビルダーのBIM運用・2 [2015年4月9日]

 意匠設計部門へのBIM導入に引き続き、実案件での組織間連携の実践を通して環(たまき)ハウスグループ全体へと広がりを見せているBIM運用の現況を報告する。



 □10階建ての分譲マンションを対象に意匠・構造・設備間のデータ連携と実施設計まで運用□



 BIM導入は4年前に遡る。工程の上流に位置し、設計監理業務を...続きを読む

BIMの課題と可能性・59/樋口一希/ホームビルダーのBIM運用・1 [2015年4月2日]

 戸建て、マンションなど住宅を中心に商品企画、設計・施工、販売、不動産管理から修繕までを一貫して手掛ける沖縄の地域ビルダー、環(たまき)ハウスグループのBIM運用を報告する。



 □雇用確保と地域振興目指す沖縄のBIM拠点化「ものづくり支援」事業もBIM化を後押し□



 BIMソフトベンダーの多くが沖縄でセミナ...続きを読む

BIMの課題と可能性・58/樋口一希/深化する施工図事務所の職能・3 [2015年3月26日]

 施工図事務所でのBIM運用による技術承継を検証し、更なる業務革新の可能性について報告する。



 □高い技術力で2次元の設計図には描かれていない施工情報をBIMで3次元モデルに付与□



 設計組織からは2次元の設計図が提供される。BIMが普及途上であり、LODのルールが未確定で、デジタルデータに関する権利関係も...続きを読む

BIMの課題と可能性・57/樋口一希/深化する施工図事務所の職能・2 [2015年3月19日]

 施工図事務所でのBIM運用による業務のデジタル化が施工現場の現業にどのような革新を与えているのかを報告する。



 □誰が、いつ、どこで施工図を描くのかの課題解消に続きBIMで具体化した更なる業務革新□



 取材時、年度末を控えていたこともあり、アートヴィレッヂでは22名の社員のうち、20名がゼネコン各社の施工...続きを読む

BIMの課題と可能性・56/樋口一希/深化する施工図事務所の職能・1 [2015年3月12日]

 施工図事務所は、設計情報を施工情報に翻訳し、業際間を架橋する重要な役割を果たす。BIMによりデジタル化された建物情報をリアルな施工につなげる中で施工図事務所の職能は更なる深化を続けている。



 □誰が、いつ、どこで描くのかという課題を解決し、施工図本来の目的を完遂させるBIM運用□



 2次元CAD利用が離陸...続きを読む

BIMの課題と可能性・55/樋口一希/大林組のBIM運用と推進組織・3 [2015年3月5日]

 12年5月に開業した東京スカイツリー。施工者として大林組が果たした役割についてデジタルツール運用を中心に報告する。



 □BIM前夜の始動のため設計の3次元モデルは直接援用できず鉄骨BIMソフトで鉄骨を製作□



 墨田区押上に建ち、634メートルと日本一の高さの東京スカイツリー。地震や強風時の揺れに対処するた...続きを読む

BIMの課題と可能性・54/樋口一希/大林組のBIM運用と推進組織・2 [2015年2月26日]

 大林組のBIM運用と合わせて活用が進む4300台のiPad。バックボーンとしての「スマートBIMクラウド」とPDセンターの役割を検証する。



 □iPad運用を支える存在として建物情報の統合+共有を可能とするスマートBIMクラウド□



 大林組が「15年度末でのBIM運用100%」を公にした背景には、スマート...続きを読む

BIMの課題と可能性・53/樋口一希/大林組のBIM運用と推進組織・1 [2015年2月19日]

 大林組のBIM運用及びiPad4300台の導入に象徴される業務と情報のデジタル化の革新について報告する。



 □3D CADの研究開発の知見と経験を引き継ぎBIM運用に向けて社内の組織を本格的に整備□



 図「BIMの普及」。取材時の15年1月末、PDセンターでは来年度末でのBIMの100%定着を目指し、着々...続きを読む

BIMの課題と可能性・52/樋口一希/鹿島の「Global BIM」・4 [2015年2月5日]

 建設業におけるBIM運用のマイルストーンとなると考えられる鹿島の「Global BIM」。社内外へ及ぶ広範な影響と今後の展開について報告する。



 □設計と施工を連携する『基本モデル』でゼネコンの優位性を確保して他社設計にも対応□



 鹿島が海外の外注組織を使ってBIMモデリングが可能なのは、各種設計情報をモ...続きを読む

BIMの課題と可能性・51/樋口一希/鹿島の「Global BIM」・3 [2015年1月29日]

 鹿島の「Global BIM」を三位一体となって支えるチームワーク機能を持つBIMソフト、BIMモデル(データ)の構築・活用フロー、新しい職能としてのBIM推進グループについて報告する。



 □BIMソフトのチームワーク機能でオブジェクト単位=差分データの分散加工・編集を実践□



 BIMソフト(ArchiC...続きを読む