技術・商品

りんかい日産建設/航路浚渫支援システム開発/作業船退避を効率化 [2015年5月25日3面]

 りんかい日産建設は、航路浚渫工事で作業船の退避を効率化する新たなシステムを開発した。作業船の位置や航行する一般船舶の情報をリアルタイムで管理し、船舶が施工エリアを安全に通過するための「可航幅」を作業船に搭載したモニターに自動表示。可航幅にいる作業船に退避警報を発信し、最適なタイミングで退避位置に誘導する。適用現場では、1回の退避時間を30分から25分に短縮できたという。通常2~3人必要となる安全...続きを読む

前田道路/全天候型高耐久常温合材、北米で販売/年間売り上げ目標100万袋 [2015年5月21日3面]

 前田道路は、6月に米国とカナダで全天候型高耐久常温合材「マイルドパッチ」の販売を開始する。米国での製造技術実施権許諾契約を締結した航空関連商社JALUX(ジャルックス)の米国子会社を通じて、現地の道路会社に製造・販売を委託。前田道路はライセンスフィーなどを受け取る。米国での商品名は「AQUA Patch(アクアパッチ)」。カリフォルニア州やテネシー州で販売を始め、全米各州とカナダに製造・販売拠点...続きを読む

大成建設/フレッシュコンクリの品質簡易評価手法開発/試料着色し挙動可視化 [2015年5月21日3面]

 大成建設は20日、打設前のコンクリート(フレッシュコンクリート)の「分離抵抗性」を視覚的に簡単に判定できる手法を開発したと発表した。スランプ試験時にコンクリート試料の上面を着色した上で、試料が乗った鉄板の四隅をたたき、試料の挙動を可視化。独自の基準に照らし合わせてコンクリートの施工性能を評価する。試験は数分で完了。評価はあらかじめ指定した基準形と比較して判定する。経験の少ない技術者でも容易に判断...続きを読む

フジタ道路、三和グランド/熱伝導保水スラグ舗装材開発/舗装表面の温度低減 [2015年5月20日3面]

 フジタ道路(東京都中央区、倉谷勝敏社長)と透水性・保水性舗装材メーカーの三和グランド(東京都文京区、山本周二社長)は、表層の熱を地中方向に伝導・拡散させて舗装表面の温度を下げる舗装材を開発した。三和グランドの透水性舗装材の技術をベースに、熱伝導性の高い骨材を配合する。ヒートアイランド現象の抑制や猛暑対策に効果的な舗装材として販売を開始。初年度に1、2件の施工実績を目指す。
 従来の遮熱性舗装は...続きを読む

清水建設JV/マレーシアで東南ア最長トンネルが竣工/延長44キロの導水路 [2015年5月20日3面]

 マレーシアで、清水建設、西松建設、現地ゼネコンのUEMBとIJMの4社で構成するJVが施工を進めてきた長距離導水トンネル「パハン・セランゴール導水トンネル」が竣工した。日本政府も円借款を供与したアジア最大級のインフラ整備事業で、首都クアラルンプール近郊のセランゴール州と、水源のパハン州を結ぶ総延長44・6キロ、直径5・2メートルの導水トンネルを建設。東南アジアでは最長、世界でも11番目となるトン...続きを読む

大林組/山岳トンネル工事で新工法開発/連続ベルコンとテレスコ式セントル併用 [2015年5月19日3面]

 大林組は18日、山岳トンネル工事で高速掘進と覆工コンクリートの品質向上を両立させる新工法を開発したと発表した。アーチ部の覆工コンクリートを打設する移動式型枠(セントル)内の型枠部(フォーム)を2組交互に移動させる方法と、ベルトコンベヤーを使って掘削ずりを運搬する方法を組み合わせる。後方で養生しながら前方で次の打設作業を進めることができ、60時間以上の長期養生を実現。ダンプトラックと比べ切羽の作業...続きを読む

三井住友建設/水上太陽光発電用浮体システム開発/発泡剤充てんし水没回避 [2015年5月19日3面]

 三井住友建設は18日、水上設置型の太陽光発電用フロートシステムを開発したと発表した。フロート内部に発泡剤を充てんし、水没を回避する構造を採用。中空の製品と比べて3~5倍の剛性強度を確保しているのが特徴だ。部品点数をできるだけ減らし低コストを実現。さまざまなメーカーの太陽光発電パネルが設置できる。同社は今後、新システムを広く提供。売電事業のほか非常時電源、地域の分散電源など水上太陽光発電に関する多...続きを読む

ライト工業/地盤改良の品質・出来高、3Dで可視化/新システム開発・実用化 [2015年5月18日3面]

 ライト工業は、機械撹拌(かくはん)により原位置土と改良材を混ぜ合わせて軟弱地盤を強固にする地盤改良工事で、地中に造成する柱状の改良体を3次元(3D)モデルで可視化するシステムを開発した。施工日時や位置などの属性データから3Dモデルを自動で作成でき、最適な施工と品質管理に役立つ。施工段階のCIM(コンストラクション・インフォメーション・モデリング)のツールとして、地盤改良工事の現場に積極的に導入し...続きを読む

ユアテック/電柱建替、最短1日で完了/新工法開発、全国で売り込み [2015年5月15日1面]

 ユアテックが、同じ場所での電柱の建て替え工事を、仮移設工具を用いることで従来より大幅に迅速化できる新工法「電柱元穴建替工法」を開発した。従来工法で2~3カ月要していた建て替えを最速1日で完了させることが可能という。停電も1度だけで済むため、利用者への影響も少なくできる。既に66カ所で実施済みで、特許も取得した。用地確保が困難な大都市部に多くのニーズがあるとみて、他地域の電気工事会社による活用も含...続きを読む

鹿島/建機自動運転の建設生産システム開発/無人化施工を実現 [2015年5月15日3面]

 鹿島は14日、建機の自動運転など無人化施工技術を核とした次世代の建設生産システムを開発したと発表した。従来の遠隔操作技術とは異なり、作業員がタブレット端末を使って複数の建機に作業内容を事前に指示し、無人で建機を稼働させる。このほど実工事に導入し、振動ローラーとブルドーザーの自動運転に成功した。今後、適用機種を増やし、建設工事の無人化・自動化を推進していく。開発した次世代建設生産システム「A4CS...続きを読む

清水建設/建物内ロボ位置検出システムの機能強化/NHK放送技研らと共同研究 [2015年5月12日3面]

 清水建設は11日、建物内を移動するロボットの位置を瞬時に検出できるシステム「MIYUKA」の機能強化を図るとともに、東京都江東区の技術研究所に実験ヤードを設けて本格的な実証実験を開始すると発表した。輸送機器メーカーのユニキャリア(東京都品川区、志岐彰社長)と工場内で稼働する自動搬送台車への適用、NHK放送技術研究所(東京都世田谷区、黒田徹所長)とバーチャルスタジオ内を移動するカメラの位置補正ツー...続きを読む

戸田建設/立体自動倉庫向け制震工法の性能検証/ワイヤ利用、揺れ低減効果確認 [2015年5月11日3面]

 戸田建設は、立体自動倉庫向けに昨年開発したワイヤロープを使った制震工法の性能を検証するため、茨城県つくば市の技術研究所で8日に行った検証実験を報道機関に公開した。ラックの基部と頂部をワイヤロープで結び、地震発生時にはラック頂部に設置した制震装置で揺れを吸収する仕組み。高さ10メートル、間口方向2メートル、奥行き1・6メートルの実機を模した試験体に震度5強の揺れを加えた結果、非制震に比べ建物頂部の...続きを読む

大旺新洋/大深度浚渫可能な多目的新造船完成/最新鋭施工管理システム搭載 [2015年5月8日3面]

 大旺新洋(高知市、尾崎憲祐社長)が建造を進めていたグラブ式浚渫船兼起重機船「第十五龍正丸」が完成した。最新鋭の浚渫施工管理システムと全長40メートルの3本スパッドを採用し、高精度かつ大水深(マイナス35メートル)の浚渫ができる。船首と船尾に「ポンプジェット式スラスター」を搭載し、迅速な横移動を可能にした。作動油には生分解性オイルを採用し、環境にも配慮した。新造船は、国が進める国際バルク戦略港湾の...続きを読む

通天閣(大阪市浪速区)/世界初の免震タワーに/竹中工務店で装置設置完了 [2015年5月7日10面]

 大阪のシンボル「通天閣」(大阪市浪速区、高さ103メートル)が上部構造を免震ゴムで支える世界初の免震タワーに生まれ変わった。柱脚部で免震装置の設置が完了し、これまでタワー上部を支えていた柱4本のうち、最後に残った南東の柱を1日、通天閣を経営する通天閣観光の西上雅章社長が切断した=写真上。免震改修の設計・施工は竹中工務店が担当。14年10月に着工。今後、初代通天閣のエントランスをイメージした吹き抜...続きを読む

安藤ハザマ、横河住金ブリッジ/シールドトンネル特殊部向けセグメント開発 [2015年4月28日3面]

 安藤ハザマと横河住金ブリッジ(茨城県神栖市、小山清一社長)は27日、シールドトンネルの特殊部や矩形断面に用いる特殊合成セグメントを共同開発したと発表した。外面を覆う鋼製部材と、その内部に充てんしたコンクリートとを一体化した合成構造のセグメント。高い耐力や靱(じん)性を発揮するとともに、厚肉鋼材を採用してセグメントの桁高を抑え、トンネル内部の空間を確保できる。両社は今後、大断面・大深度のシールドト...続きを読む