技術・商品

清水建設/ルーバーの風切音防止材を商品化/円弧形状でフィンの片側端部覆う [2015年4月27日3面]

 清水建設は、集合住宅の手すりやオフィスビルの目隠し壁などに使われるルーバーの風切音を防止する消音材料を開発・商品化した。ルーバーを構成するフィンが風を受ける片側端部を覆う円弧状の構造で、溝に接着剤を塗りフィンにはめる。施工費込みで1メートル当たり1000~2000円で販売する。東京都江東区にある同社技術研究所の風洞実験棟を活用し、ルーバーの風切音に対するコンサルティング業務の受託も始めた。費用は...続きを読む

戸田建設/トンネル坑内作業環境の自動制御システム開発/粉じん濃度など一元管理 [2015年4月27日3面]

 戸田建設は24日、山岳トンネルの建設現場を適正な作業環境に保つことのできる新システムを開発したと発表した。坑内の粉じん濃度やメタンガスなどの有害ガス濃度、温度など坑内環境の指標となる各種データをセンサーで自動計測し、集じん機や送風機と連動させ、事前に設定した基準値になるよう自動で制御する。作業員の労働環境を常時適正に保つことができ、健康リスクの軽減につながる。長野県発注の(仮称)上高地トンネルで...続きを読む

オートデスク、米イリノイ大/UAV施工管理技術開発/大成建設現場で実証実験 [2015年4月24日3面]

 オートデスク(東京都中央区、ルイス・グレスパン社長)と米イリノイ大学は、無人飛行機(UAV)を活用した工事現場の施工管理技術を開発した。UAVに搭載したカメラで撮影した現場画像を使って高精度な3次元モデルを作成、工事の進ちょく状況を確認する。大成建設が施工中のダム工事現場で実証実験を行い、現場管理業務の省力化や生産性向上に役立つことを確認した。プロジェクトでは、イリノイ大が写真から精度の高い点群...続きを読む

サントリーHD、鹿島/天井耐震化の大臣認定取得/サントリーホール・大ホール [2015年4月24日3面]

 サントリーホールディングスと鹿島は23日、天井耐震化工事を実施したサントリーホールの大ホール(東京都港区)が国土交通大臣特定天井認定を取得したと発表した。1日施行の「耐震天井告示」に基づく第1号認定となる。認定取得日は13日。天井の改修作業は、13年8月~14年9月に実施。休館日以外は作業を夜間に行い、1年以上先まで予約が埋まっていた大ホールのコンサートやイベントを中止したり、延期したりすること...続きを読む

佐藤工業、岩崎/3Dデータでトンネル断面計測/作業時間3分の1に短縮 [2015年4月21日3面]

 佐藤工業は、測量機器メーカーの岩崎(札幌市中央区、古口聡社長)と共同で、3次元(3D)レーザースキャナーで取得するトンネルの断面データを活用してトンネルの線形管理などを効率的に行う「次世代トンネル計測管理システム」を開発した。手作業で行っていた従来の計測に比べ作業時間を3分の1に短縮できるという。施工中の鍋谷峠トンネル工事(国土交通省近畿地方整備局発注)で試験を行い、効果を確認した。
 3Dレ...続きを読む

大林組/低炭素型混合セメントでJIS認証取得/「クリーンクリート」供給拡大 [2015年4月17日3面]

 大林組は16日、廃棄物を使うことで製造に伴う二酸化炭素(CO2)排出量を大幅に削減できる低炭素型コンクリート「クリーンクリート」の汎用性を高めるため、原料となる混合セメントについて日本工業規格(JIS)の認証を取得したと発表した。従来は生コンプラントでセメントと高炉スラグ微粉末などを練り混ぜる必要があったが、今後はメーカーが混合済みセメントを製品として出荷でき、クリーンクリートの供給エリアの拡大...続きを読む

五洋建設/水底表層の汚染除去浚渫工法開発/グラブバケット内に吸引回収機構 [2015年4月16日3面]

 五洋建設は15日、海底や湖底の表層(底質)汚染の除去に特化した新しいグラブ式浚渫工法を開発したと発表した。バケット内に掘削土の吸引回収機構を設けたのが特徴。起重機でつり降ろしたバケットで底質を掘削後、バケット内に取り込んだ水で撹拌(かくはん)して底質をスラリー化し、バケットを水底にとどめたまま水上にスラリーを移送・回収する。一連のサイクルをバケットを密閉した状態で行うため、汚濁の拡散も防止できる...続きを読む

竹中工務店/非常用エレベーター利用の避難誘導計画が大阪市から評定取得 [2015年4月15日3面]

 竹中工務店は14日、火災時に一時避難エリアを設置し、非常用エレベーターを利用して避難することができる超高層分譲マンションの避難誘導計画が、大阪市の建築防災計画評定を取得したと発表した。三菱地所レジデンスら4者が大阪市北区で建設を進めている「ザ・パークハウス中之島タワー」(RC造55階建て総戸数894戸)で設計・施工を担当する竹中工務店が避難誘導計画を提案した。分譲住宅で非常用エレベーターを使用し...続きを読む

西日本高速関西支社/高速道上で鋼桁の一括架設実施/新名神・八幡JCT橋工事で [2015年4月15日8面]

 ◇施工はIHIインフラシステムJV
 西日本高速道路関西支社が京都府京田辺市、八幡市内で建設を進めている新名神高速道路八幡ジャンクション橋(鋼上部工)工事(施工=IHIインフラシステム・川田工業JV)で、13日夜から14日早朝にかけて、第二京阪道路上をまたぐ鋼桁(Dランプ1号橋、Lランプ1号橋)の一括架設が行われた。第二京阪を通行止めにし、事前に京田辺松井IC料金所付近で地組みした鋼桁ブロック...続きを読む

清水建設/BIM活用した鉄骨エンジ体制確立/製作着手時期大幅に前倒し [2015年4月15日3面]

 清水建設は、BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)を活用し、S造の鉄骨製作図の作成から鉄骨工事までを一貫して管理するエンジニアリング体制を確立した。関連会社の鉄骨加工業者(ファブリケーター)、片山ストラテック(大阪市大正区、石原靖弘社長)と鉄骨に関するBIMデータの構築を早めに行い、鉄骨の製作時期を大幅に前倒しする。製作状況の共有や施工精度の管理などにもBIMデータを活用する。鉄...続きを読む

大成建設、谷沢製作所/女性用ヘルメット・安全帯開発/女性向け商品カタログも [2015年4月14日3面]

 大成建設は、谷沢製作所(東京都中央区、谷澤和彦社長)と共同で女性向けのヘルメットと安全帯、フルハーネス安全帯を開発した。機械工具専門商社のトラスコ中山(東京都港区、中山哲也社長)が今回開発したヘルメットを含む女性向け作業用品のカタログを制作し、大成建設の作業所などに配布。全国の女性社員が簡単に商品を購入できる仕組みを整えた。建設業界での女性向け商品カタログの制作は全国初で、14日から購入申し込み...続きを読む

大和ハウス工業ら/ロボスーツ本格運用へ実証開始/5月から1年かけ効果検証 [2015年4月14日3面]

 大和ハウス工業、大和小田急建設、フジタ、大和リースは13日、体に装着して人の動作を支援するロボットスーツ「HAL」を開発・製造するサイバーダインが建設現場向けに開発した作業支援用HALの実証を5月に開始すると発表した。作業員の腰に装着するタイプで、重たい物を持った時の腰にかかる負荷を最大で40%軽減できる。全国7カ所に計10台導入し、1年かけて作業負荷の軽減や生産性の向上といった効果を検証する。...続きを読む

西松建設/社宅・独身寮にマイクログリッド導入/瞬時に電力需給バランス [2015年4月10日3面]

 西松建設は9日、分散型電源から電力を効率的に供給し、需給バランスを取る独自の制御システム(マイクログリッドシステム)を構築したと発表した。13年4月に神奈川県愛川町の技術研究所に設置した実証用システムで長期の連続稼働の有効性を確認した。埼玉県川口市で建設中の社宅・独身寮にシステムの一部を導入する。技研と社宅・独身寮で運転データを蓄積し、システムの性能向上に役立てていく。
 マイクログリッドは、...続きを読む

東亜グラウト工業/パワーネット工法が技術審査証明取得/高強度ネットで斜面安定 [2015年4月10日3面]

 東亜グラウト工業とエコ・パワーネット工法会は、高強度ネット斜面安定工「パワーネット工法」が砂防・地すべり技術センターの建設技術審査証明(砂防事業)を2月27日付で取得したことを明らかにした。建設技術審査証明の申請・取得者は東亜グラウト工業。両者はこれを機に、吹き付け枠と補強材による従来工法と同等以上の機能を短工期・低コストで実現でき、環境にも優しい同工法の特徴を発注者や設計者にアピールし、採用を...続きを読む

大成建設/地震時の損傷確率、1日で高精度算出/耐震設計システム開発 [2015年4月10日3面]

 大成建設は、地震時の構造物の損傷確率を高精度に短時間で算出し、構造物の安全性を評価する「信頼性設計法に基づく耐震設計システム」を開発した。想定以上の大地震による構造物への影響を的確に把握・評価することが可能。設計条件のばらつきと構造物の損傷確率との関係を分析することで、地震時に構造物の安全性に影響を与える条件などを特定し、合理的な対策の検討に役立てる。
 現在、非常にまれにしか生じない想定以上...続きを読む