技術・商品

大成建設、VSL/過密配筋の施工性向上/せん断補強鉄筋両端に矩形プレート [2015年2月19日3面]

 大成建設とブイ・エス・エル・ジャパン(VSL、東京都新宿区、加々美修一社長)は、鉄筋の両端にプレートを設置したせん断補強鉄筋「I―Head―bar(アイ・ヘッドバー)」を開発した。両端の矩(く)形(長方形)プレートの向きを自由に設定でき、縦筋と横筋に同時に掛けて補強することも可能。プレートのサイズが小さく、過密配筋の施工性が向上する。工場製作のため、現場での鉄筋の曲げ加工が不要で省力化も図れる。...続きを読む

前田建設、応用地質ら/汚染土壌安全輸送運行管理システムを共同開発 [2015年2月19日3面]

 前田建設と応用地質、応用地質のグループ会社のケー・シー・エス(東京都文京区、天野洋文社長)は18日、除染により発生した汚染土を安全に輸送する運行管理システム「RATS」を共同開発したと発表した。輸送を確実に行うため、専用ナビゲーションにより進入禁止エリアでは警告音を発するなど運行ルートの独自管理を行うのが特徴。今後、システムを実装した車両で試験輸送を行い、早期に福島県内での汚染土壌輸送に適用して...続きを読む

建設技術研究所/F1日本グランプリで交通情報アプリを提供/渋滞緩和に一役 [2015年2月19日3面]

 三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで昨年行われた自動車レースのF1日本グランプリの開催時に、建設技術研究所が開発したリアルタイムで道路交通情報を提供するスマートフォン用アプリケーションソフト「AcPro(アクプロ)」が使われ、サーキット周辺道路の渋滞抑制に効果を発揮した。鈴鹿市や地元の商工会などが組織する「鈴鹿F1日本グランプリ地域活性化協議会」が調査結果を公表。レース終了後に携帯端末で交通情報を取得...続きを読む

建設関連各社/トンネル点検・補修需要取り込みへ/通行止め期間短縮や省人化 [2015年2月19日1面]

 国土交通省が地方自治体にトンネルの5年ごとの定期点検を義務付けたのを受け、需要拡大が見込まれる点検・補修工事の受注を狙う動きが関連業界で活発化している。車の通行を止めず、あるいはできるだけ短い通行止め期間で点検や補修工事ができる技術へのニーズが高いとみられ、新たな点検手法や補修工法の開発に知恵を絞る。業界の大きな課題になっている人手不足に対応し、省力化に重点を置いた技術も続々と誕生している。
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大建工業/天井耐震化の新工法開発/格子状にバーを緊結、作業工程2~3割削減 [2015年2月18日3面]

 大建工業は17日、オフィスビルなど非住宅建築物の天井を耐震化する新しい工法を開発したと発表した。つりハンガーで上の階の躯体から主要部材(メーンバー)を等間隔でつり、交差させるように横から部材(クロスバー)を差し込み格子状にすることで天井面の許容耐力と剛性を向上させる。従来工法で必要となる補強金物を取り付ける作業を省略でき、工程を約2~3割削減できるという。省力化施工をPRし、16年度に年間60万...続きを読む

三菱電機/津波高さを見える化/海洋レーダー観測データ活用、世界初の実用化 [2015年2月18日3面]

 三菱電機は、レーダー観測した海面のデータを使い、津波の波高を推定する監視支援技術を実用化した。観測した海面の動きから通常の海流や潮の干満で生じる流れを取り除き、津波のデータだけを抽出。波高をリアルタイムに推定・可視化し、監視員にデータを提供することで、危険度の判定や的確な避難指示などに役立てる。15年度以降の製品化を目指す。
 海洋レーダーに用いる短波帯の電波は、海面に沿って伝搬する性質がある...続きを読む

NIPPO/半たわみ性舗装、環境配慮型を実用化/CO2排出量53%減 [2015年2月18日3面]

 NIPPOは、半たわみ性舗装「低炭素ポリシール」の環境配慮型を実用化した。リサイクル材をベースにした低炭素型セメントを主原料とする専用プレミックス材「低炭素ポリパックLC」を使用。従来製品と比べて製造に伴う二酸化炭素(CO2)排出量を最大で約53%削減できるという。環境省が運用する「環境ラベル」を取得済み。環境対応舗装として高い評価を受け、東京都内のコンテナヤード舗装改修工事に初めて採用された。...続きを読む

西松建設、佐賀大学/コンクリ中の塩化物イオン量、簡易に高精度測定 [2015年2月17日3面]

 西松建設は16日、伊藤幸広佐賀大教授と共同で、コンクリート中の塩化物イオン量を測定するための削孔粉を簡易で連続的にサンプリング(捕集)できるシステムを開発したと発表した。レボルバー式の連続サンプリング装置で、一定の削孔深さごとにレボルバーを回転させ、深さ別の削孔粉を連続的に捕集する仕組み。両者は既に画像解析により塩化物イオン量を測定する技術を開発済み。捕集から解析までの技術がそろい、簡易に高い精...続きを読む

大林組/技研(東京都清瀬市)をスマート化/省エネ実現、BCP対応にも有効 [2015年2月16日3面]

 大林組は、東京都清瀬市の技術研究所内に「スマートエネルギーシステム」を構築した。技研内にある10棟の建物に発電設備や蓄電池、電力の需給バランスを調整するエネルギーマネジメントシステム(EMS)、使用状況などを「見える化」するスマート・シティー・インフォメーション・モデリング(SCIM)を導入。省エネを実現するだけでなく、事業継続計画(BCP)対応にも有効だという。
 実証の中心技術となるEMS...続きを読む

錢高組、演算工房/山岳トンネル内部変位、LEDで可視化/対策判断を迅速に [2015年2月16日3面]

 錢高組と演算工房(京都市上京区、林稔社長)は13日、山岳トンネル掘削時の内部変位をLEDを使って可視化するシステムを開発したと発表した。トンネル壁面に設置したセンサーによって天端の沈下量や壁面の変位量を計測し、管理レベルに応じた色を発光する仕組み。変位の状態をリアルタイムに把握することで、補助工法などの対策を早期に講じることができる。岩手県内で施工中のトンネル現場に適用して性能を確認した。
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川田テクノシステム/橋梁下部工の構造物モデル化ソフト、2月17日から提供 [2015年2月16日3面]

 建設分野向けソフトウエア開発の川田テクノシステム(東京都北区、山野長弘社長)は、橋梁下部工の構造物の配置や形状をモデル化する「3D構造物オプション」を17日から提供する。さまざまな形状の構造物を容易にモデル化できるのが特徴。同社が開発した3次元CADソフト「V-nasClair(ヴィーナスクレア)」のオプションとしてレンタルで提供する。
 3D構造物オプションで作成したモデルは、CAD画面で任...続きを読む

大成建設/技術センター(横浜市)に大型耐震実験装置が完成/震度7の荷重再現 [2015年2月16日3面]

 大成建設が横浜市戸塚区の技術センターに整備していた「大型耐震実験装置」が完成し、本格的に運用を開始した。最大載荷荷重は鉛直方向に±20メガニュートン(N)(約2000トン)、水平方向に±6メガN(約600トン)。震度7の地震で発生する鉛直と水平の荷重を再現できるという。超高層ビルの下層階の柱や柱梁接合部などの耐震実験や、橋脚や耐震壁など大断面の構造部材の性能検証・評価が可能になる。
 同社は、...続きを読む

NTTファシリら3社/歴史的建造物(山口県)3Dモデル化完了/FM事業検討 [2015年2月13日3面]

 NTTファシリティーズ、オートデスク(東京都中央区、ルイス・グレスパン社長)、トプコンの3社は、山口県内で進めていた歴史的建造物の3次元(3D)モデル化を完了した。3社の技術を使って構造躯体だけでなく、建具などのデータも取り込んでBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)化。今後、施設の維持・管理に応用する。ここで得た知見を生かして、3Dモデルを使ったFM(ファシリティー・マネジメン...続きを読む

CASシステム研究会が発足/SRC造建物の耐震補強、アンカー定着工法普及へ [2015年2月12日3面]

 既存SRC造建物の耐震補強に用いるアンカー定着工法「溶接スタッド鉄筋工法(CASシステム)」の普及を促進するため、材料メーカーや施工業者が「CASシステム研究会」を6日発足させた。同工法は、耐震補強工事で、あと施工アンカーの埋め込み長さが十分に確保できない場合でも施工できるのが特徴。今後、設計事務所や工事会社から参加を募り、工法の普及に力を入れる。
 研究会は、専用グラウト材を製造する住友大阪...続きを読む

IHI、神戸大学ら/燃料用藻類を量産化/鹿児島市に大規模培養試験設備建設 [2015年2月10日3面]

 IHIと神戸大学、ネオ・モルガン研究所(川崎市宮前区、藤田朋宏社長)は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業として、鹿児島市にバイオ燃料用藻類(ボツリオコッカス)の屋外培養試験設備を建設し、15年度に供用を開始する。国内最大級となる1500平方メートルの培養池を設ける計画で、試験設備の完成は15年3月末を予定。藻体の安定的な量産技術の確立に向けた研究を行う。
 3者が共同で...続きを読む