技術・商品

新菱冷熱工業/工場のオイルミスト問題を解決/数値流体解析で対策提案 [2015年2月4日3面]

 新菱冷熱工業は、工場内に設置された工業機械を発生源とするオイルミストの対策を効率良く提案するツールを開発した。数値流体シミュレーション(CFD)技術を活用し、オイルミストの飛散状況を高精度に再現。問題解決に効果的な「電気集じん機の最適な配置場所」などを立案する。製造現場の作業環境を改善する提案技術として積極的に活用する考えだ。
 金属加工や製品製造のラインでは、産業機械の潤滑油や工作機械の切削...続きを読む

JFEシビル、早大/RC橋梁向け耐震補強工法開発/工期半分、コスト2割減 [2015年2月4日3面]

 JFEシビルは、秋山充良早大教授と共同でRC橋梁向けの耐震補強工法「橋脚ダンパー工法」を開発した。制震装置の役割を果たす二重鋼管ダンパーを橋脚のフーチングと脚柱の間に設置。これで地震による水平方向の荷重を吸収し、橋梁の耐震性能を高める。橋梁そのものの耐荷重性能を向上させるのに加え、基礎への荷重増を抑制できるのが特徴。従来の鋼板巻き立て工法などと比べ、工期を半分に短縮でき、コストも2割程度削減でき...続きを読む

大成ロテック/路面再生向けに新型施工機/1台で加熱・かきほぐし・敷きならし [2015年2月4日3面]

 大成ロテックは、既設舗装路面を再生する「ヒートリフレッシュ工法」向けの新型施工機械を開発した。新規アスファルト混合物をダンプから受け取りながら、既設路面を加熱してかきほぐし、新規合材を敷きならす一連の作業を1台で行う。「加熱」「かきほぐし」「敷きならし」を一体的に行うことで、新規合材と既設路面との接着強度が高い新たな路面をつくり出す。同社は今後、路面の耐久性などを検証し、補修工法用の施工機械とし...続きを読む

積水化学工業/高分子ピエゾ活用の漏水調査事業開始/わずかな漏水も発見・特定 [2015年2月3日3面]

 積水化学工業は、「高分子ピエゾ漏水検知システム」を活用した水道管などの漏水調査事業を開始した。高分子ピエゾは、高分子材料を用いた圧電素子で、同システムでは振動を電気的に検出する高感度センサーとして使用。わずかな漏水の発見や位置の特定が可能になる。同社は独自の「上水道情報管理システム」と組み合わせ、自治体向けに管路更新の優先順位付けなどで効率的な管路更新計画を提案し、20年度に売上高10億円を目指...続きを読む

日鉄住金建材/柱・梁接合部材に350ミリ角追加/販売個数3倍めざす [2015年2月3日3面]

 日鉄住金建材は、S造の柱と梁を接合する角形鋼管部材「NDコア」の対応可能な柱サイズを拡充する。従来の150ミリ角、175ミリ角、200ミリ角、250ミリ角、300ミリ角の5種類の品ぞろえに、350ミリ角を追加した。部材の高さを1ミリ間隔で設定できるようにし、柱頭の斜め切断の角度も従来の30度から45度に広げ、使いやすさを向上した。基準適合証明を取得し、2日に全国販売を開始した。中・低層の事務所や...続きを読む

アズビル/ビル管理業務、クラウドサービスで効率化/エネ管理、4月から提供 [2015年2月2日3面]

 アズビルは、建築物のエネルギー管理や設備管理などの業務を効率化するサービス事業に参入する。オフィスビルなどに搭載された同社製のビル管理(BA)システムとクラウドセンターを専用回線で接続。エネルギー使用量や建築設備の稼働状況などを遠隔監視し、管理情報や運用データを分析して空調機器の快適制御や電力消費の削減などを実現する。BA導入済みの建築物は、年間18万円からサービスが利用できる。5年間で350件...続きを読む

三誠、日立機材/CFTブレース耐震補強工法、材工一貫で販売/工期・コスト半減 [2015年1月30日3面]

 基礎杭メーカーの三誠(東京都中央区、三輪富成社長)と日立機材は、コンクリート充てん鋼管(CFT)を活用した耐震補強工法「スマートブレース工法」を2月1日から材工一貫で販売する。従来の鉄骨枠付きブレース工法よりアンカーの打設数を削減でき、コスト・工期ともに半減できるという。販売目標は2社合計で初年度10億円、17年度には30億円を目指す。
 圧縮剛性・耐力に優れるCFTの特徴を生かし、ブレースに...続きを読む

竹中工務店/耐火集成木材を医療施設に初適用/用途が拡大 [2015年1月30日3面]

 竹中工務店は29日、独自技術の耐火集成木材「燃エンウッド」を医療施設に初めて適用すると発表した。門型の柱・梁フレームに燃エンウッドを採用。木質仕上げの内外装を用いるなど木に囲まれた療養環境を創出する。燃エンウッドが大型商業施設やオフィスビルなどに続き医療施設に採用されたことで、耐火と構造を融合した部材として用途を広げた。同社は今後も公共建築物などの木造化に寄与するとともに、国産木材の活用、大規模...続きを読む

三井住建道路/全天候型常温合材の販売開始/2タイプ、デモ施工で性能PR [2015年1月29日3面]

 三井住建道路は、全天候型常温合材「ロードケアZ」の販売を開始した。販促活動の一環として、9日に埼玉県鶴ケ島市内の現場で関係者約20人が参加したデモンストレーション施工を実施し、ロードケアZの施工性や耐水性などを確認した。施工を担当した日本セフティエンジニアからは「さらさらした性状でスムーズに敷きならしができ、施工性が良い」などと高い評価を得た。
 ロードケアZは、東京都建設局の性能評価基準値を...続きを読む

大成建設/高層ビル解体技術のメニュー拡充/3カ年計画、ニーズに応じ改良 [2015年1月29日3面]

 大成建設が、高層ビル向けの解体技術の改良・応用を進めている。東京都港区の「赤坂ツインタワー東館」(S・SRC造地上18階建て高さ66メートル)の解体工事に「昇降ジブクレーンシステム」と「スライディング養生足場」による新工法を初適用した。超高層ビルの解体で実績のある閉鎖型解体工法「テコレップシステム」と新工法を組み合わせたり、テコレップの適用範囲を広げたりして解体技術のメニューを拡充し、多様化・複...続きを読む

芝浦工業大学、東京テクノ/再生骨材、CO2吸着で品質改善/炭酸化の効果実証 [2015年1月28日3面]

 芝浦工業大学工学部土木工学科の伊代田岳史准教授は、東京テクノ(東京都町田市、松原篤社長)と共同で、再生骨材に二酸化炭素(CO2)を吸着させると骨材の品質が改善する効果があることを実証した。特にモルタルを多く含む低品質な骨材ほど改善効果が高いという。今後、低コストで品質を改善してコンクリート構造物に再利用する技術や、工場の排煙などのCO2を吸着させるプロセスの構築を目指す。

 コンクリート構造...続きを読む

西松建設、アカサカテック/工事車両の衝突防止支援システム開発/実現場で運用 [2015年1月28日3面]

 西松建設は27日、工事用車両の運行管理システムと衝突警報システムを組み合わせた「衝突防止支援システム」を、システムソリューションを提供するアカサカテック(横浜市金沢区、加瀬順一社長)と共同開発したと発表した。歩行者や危険箇所などの情報を収集・解析し、運転者に効果的な運行を指示するとともに安全意識を喚起する。実現場の工事用車両に搭載し運用を開始。運用状況を検証しながら適用現場を増やしていく。
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大成建設/シールド機のカッタービット再利用/レアメタル有効活用へ [2015年1月28日1面]

 大成建設が、シールドマシンのカッタービットの再利用(リユース)を進めている。ビット先端に使うレアメタル(希少金属)を有効利用するのが目的。ビット製作を手掛ける丸和技研(福岡県直方市)、有明工業高等専門学校と共同で構築したビットの性能評価・循環システムに沿い、正規ビットの代替としてリユースビットを活用する。今後はビットを回収するためリサイクル業者に営業活動するとともに、在庫管理方法の確立やデータベ...続きを読む

フジタ/除染排水処理システム開発・実用化/住宅など小規模作業に対応 [2015年1月26日3面]

 フジタは、除染作業で発生する放射性セシウムを含んだ排水を現場で処理し、処理水の放射能濃度をその場で監視する「水質監視型オンサイト除染排水処理(FOWM)システム」を実用化した。一戸建て住宅など小規模な除染作業での使用を想定し、装置・機器類をユニット化。小回りがきく1トン車の荷台に搭載できるコンパクトサイズにした。既に福島県内の作業現場に導入している。
 FOWMシステムは排水を回収した後、ゼオ...続きを読む

熊谷組、ファテック/覆工背面空隙注入材をプレミックス化/小規模施工用に袋詰め [2015年1月26日3面]

 熊谷組は、子会社のファテック(東京都新宿区、青野孝行社長)と共同で、既設トンネルの覆工背面などにある空洞に流し込んでトンネルの耐久性を向上させる新しい可塑性注入材を開発した。火力発電所から出るフライアッシュ(石炭灰)を使って07年に開発した注入材の混和剤を粉体化し、小規模施工用に袋詰めしたのが特徴。現場で水を加えて混合・撹拌(かくはん)するだけで製造できる。坑口から遠かったり、狭い空間で作業をし...続きを読む