技術・商品

ピーエス三菱/橋脚耐震補強で水中施工技術駆使/兵庫県の二見大橋(明石市) [2015年7月16日14面]

 兵庫県明石市沖の人工島にかかる県道二見港土山線の二見大橋で、橋脚の耐震補強工事が進められている。橋脚にコンクリートを巻き立てて補強するもので、施工法は水中施工が可能な「PCコンファインド工法」を採用。現在、既設橋脚の回りにプレキャストパネルを設置し、コンクリートを打設中だ。工事は兵庫県加古川土木事務所が発注し、施工は同工法を開発したピーエス三菱が担当する。
 同工法は、橋脚の被災が相次いだ阪神...続きを読む

清水建設ら/コンクリ変状、タブレット撮影画像で把握/点検コスト半減 [2015年7月15日1面]

 清水建設は14日、菱友システムズと共同で、タブレット端末で撮影した画像を用いてコンクリート構造物を点検・モニタリングするシステムを開発したと発表した。接写をしなくても高速・高精度の複数認識が可能なカメレオンコード技術を応用。ひび割れや剥落など複数の変状を一度に把握できる。画像はインターネット経由でサーバーに送信し、データベース化する。専門技術者が現場に行かずに変状の進行状況を確認でき、コストの半...続きを読む

鹿島/粘性土壌向け改質材開発/中間貯蔵施設に照準、少量で短時間に効果発現 [2015年7月15日3面]

 鹿島は14日、福島第1原発事故に伴う福島県内の除染で発生した大量の汚染土を保管する中間貯蔵施設向けに、粘性土壌を素早く改質できる新材料を開発したと発表した。土以外の草木などを選別・除去する際の補助材として使用。土壌に添加して1~3分かき混ぜると砂状になる。添加量は1立方メートル当たり5~20キロ。粘性土の改質に使われてきた生石灰に比べて添加量を少なくでき、選別作業の効率化につながる。中間貯蔵施設...続きを読む

大成建設/独自のCIMシステム構築/ICT施工システムと3Dモデル統合 [2015年7月14日3面]

 大成建設は13日、情報通信技術(ICT)を駆使した施工システムと3次元モデルとを統合した独自のCIM(コンストラクション・インフォメーション・モデリング)システムを構築し、複数の土木工事現場で本格的に導入を開始すると発表した。ダムやトンネルなどの専門工種と、共通工種のコンクリート工でシステムを構築。施工管理や工事書類などの情報を3次元モデルに蓄積し、「施工情報の取り出し口」として活用する。
 ...続きを読む

三菱プラントエンジ/車両放射能汚染自動検査装置開発/ダンプ1台3分半で検査 [2015年7月14日3面]

 三菱電機プラントエンジニアリング(東京都台東区、齊藤雅督社長)は、放射性物質の除染作業で発生した汚染土を輸送する車両の放射能汚染検査を自動で行う装置=写真=を開発した。可動式ゲートに装備した放射能検出器ユニットがトラック表面を自動走査して検査する。10トンダンプトラック1台を約3分30秒という短時間で検査できるのが特徴だ。中間貯蔵施設の本格運用に向け、作業の効率化と、作業員の放射線被ばく低減に役...続きを読む

日本道路ら/バリアフリーバス停の提案活動展開/特殊形状縁石で乗降段差解消 [2015年7月13日3面]

 日本道路は、三井物産プラントシステムと共同で、ユニバーサルデザインに基づく「バリアフリーバス停」の提案に乗りだす。バスと停留所の段差が少なく乗降しやすい縁石と、夏に涼しく冬に凍らない歩道面を提供する超保水性・透水性ブロックを組み合わせたバス停ユニット。横浜国立大学、日本交通計画協会との4者で実証事業を行った結果、バスとバス停との間隔が近くなり、誰でも乗り降りがしやすくなった。既に複数の自治体で導...続きを読む

清水建設、エジソン/汚染土壌輸送管理システム開発/全工程の情報一括管理 [2015年7月13日3面]

 清水建設と、産業廃棄物処理事業者向けシステム開発のエジソン(茨城県つくば市、須永裕毅社長)は、放射性物質の除染作業で発生した汚染土の輸送を管理する「シミズFITシステム」を共同開発した。数量管理や車両の追跡機能などを有し、汚染土の搬出から輸送、荷下ろしまでの全行程の情報をデータベースで一括管理できるのが特徴。作業の効率化と輸送の安全性確保に役立てる。シミズFITシステムは、汚染土を含む大型土のう...続きを読む

清水建設、東洋アルミ/超撥水コンクリ型枠開発/「蓮の葉」効果で気泡抑制 [2015年7月10日3面]

 清水建設は、東洋アルミニウムと共同で、コンクリートの表面品質を向上させる超撥水(はっすい)型枠を開発した。水をはじく効果が大きいハスの葉の表面機構を模したバイオミメティクス(生物模倣)技術で型枠表面に超撥水効果を付与。美観を損なう表面気泡や色むらを大幅に抑制し、美しく高品質なコンクリートを構築できるようにした。超撥水層をコーティングした合板やフィルム、コート剤での商品化を検討。建築、土木問わず美...続きを読む

山梨文化会館(甲府市)/丹下建築の象徴を免震改修/施工は三井住友建設 [2015年7月10日3面]

 建築家・丹下健三が設計したメタボリズムの象徴建築といわれる「山梨文化会館」(甲府市北口2の6の10)の免震改修工事が始まった。発注者は山梨文化会館。設計を丹下都市建築設計、施工を三井住友建設がそれぞれ担当する。特徴的な外観デザインを形作る16本の円柱の地下柱脚部に免震装置を設置する。7日に現地で安全祈願祭が行われた。山梨文化会館は、RC造(大梁はSRC造)地下2階地上8階塔屋4階建て延べ2万18...続きを読む

西松建設/トンネル用コア採取システム開発/ドリルジャンボ活用、作業時間半減 [2015年7月9日3面]

 西松建設は8日、山岳トンネル工事の汎用施工機(ドリルジャンボ)を使って、切羽前方の地山試料(コア)を連続採取するコアボーリングシステムを開発したと発表した。軟岩~硬岩の広範囲の岩盤性状で、切羽前方30メートル程度のコア採取が可能。専用の削孔機・人員も不要になる。従来の回転削孔式の採取と比べ作業時間を約50%、コストを約25%低減できるという。今後、さまざまな条件のトンネル現場に積極展開するととも...続きを読む

大成建設/医療従事者所在管理システム最新版開発/スマホ活用、現場で効果確認 [2015年7月9日1面]

 大成建設が、スマートフォン(スマホ)を利用して病院内の医療従事者の所在を管理するシステムの最新版を開発した。従来の音波に加え、近距離通信技術(BLE)で位置情報を取得・配信するビーコンを使った位置検知にも対応するのが特徴。それぞれの特性に応じて発信機を適材適所に配置すればシステムの有効性が高まる。埼玉医科大学の加納隆教授と実際の病院で検証し、安全性などを確認した。今後、積極的な提案活動に取り組む...続きを読む

鹿島/現場車両運行管理システム改良/5秒間隔で位置把握、相互通行を効率化 [2015年7月9日3面]

 鹿島は8日、タブレット型多機能端末を用いて建設現場の大型車両の運行を自動管理するシステムを改良したと発表した。衛星利用測位システム(GPS)で車両の位置情報を積み荷情報とともに地図画面で一元管理する既存システムに、クラウド上でデータ処理する仕組みを導入した。車両位置情報の更新間隔が従来の1分から5秒に短縮。各車両に搭載した端末で他車の位置をリアルタイムで把握できるようになり、対面通行の難しい道路...続きを読む

安藤ハザマ/混合柱梁接合構法の適用範囲拡大/鉄骨ブレース併用可能に [2015年7月7日3面]

 安藤ハザマは6日、RC造の柱にSまたはSRC造の梁を接合するハイブリッド構法「APRSS構法」の適用範囲を拡大したと発表した。物流倉庫など大規模空間を必要とする施設向けに開発した技術で、従来の柱と梁で構成される純ラーメン構造に鉄骨ブレースを併用できるようにした。建築物のスパンや積載荷重に応じて鉄骨ブレースを適所に配置することで、柱・梁の断面寸法や鉄筋の使用量を最小化でき、一般的なS造の場合、躯体...続きを読む

阪神高速会社/港大橋のトラス部材点検台車更新/大型クレーン船で架設 [2015年7月7日10面]

 大阪市港区と南港を結ぶ港大橋の点検台車の老朽化などで、阪神高速道路会社は4日深夜、新しい点検台車(愛称・DrRING)の設置を3700トンクレーンで架設した。港大橋は全長980メートル、中央径間510メートルの世界第3位のゲルバートラス橋。点検台車により、トラス部材を上面、下面、外側から近接して点検している。しかし、既存の点検台車は、設置後約30年が経過して老朽化している上、維持管理できる範囲に...続きを読む

日本気象/現場向け気象情報サービスの機能拡張/工事内容に合わせデータ提供 [2015年7月7日1面]

 気象情報サービスの日本気象(大阪市浪速区、鈴木正徳社長)は、建設現場向け気象対策ツール「お天気クラウド」の機能を拡張した。現場の特徴に合わせた気象予報データとして、高層建築の現場には高度別の風予報(風速など)、港湾工事の現場には波予報(波高など)を提供する。3時間単位で10日先までの気象予報を提供し、現場の工程管理に役立ててもらう。ゲリラ豪雨や雷の接近を検知すると現場担当者にメールで通報すること...続きを読む