技術・商品

パスコ/デジタル地図上で資産台帳管理/下水道企業会計に対応 [2015年7月28日3面]

 パスコは、本年度から地方自治体に義務付けられる地方公営企業法に基づく下水道企業会計の導入に対応した資産台帳管理システムを開発し、今秋に販売を開始する。下水道に関する固定資産の情報をデジタル地図上に集約し、総合的に管理・運用するためのシステムで、28日に東京都江東区の東京ビッグサイトで開催される「下水道展15 東京」でシステムの一部を紹介する。
 総務省は1月27日、地方自治体に「公営企業会計の...続きを読む

パシコン/インフラ統合管理システム構築/自治体に提案強化 [2015年7月27日3面]

 パシフィックコンサルタンツは、インフラの統合管理システムを構築した。橋梁、トンネル、河川構造物など多様なインフラを従来の分野別管理からエリア単位での統合管理に転換し、事業の効率化、インフラ全体の維持管理コストの削減につなげる。財政状態が厳しく、技術系職員が不足する地方自治体を中心に積極的な提案活動を展開する。インフラの統合管理システムは、道路や河川の構造物、鉄道、建物などの設計・施工と設備・材料...続きを読む

古久根建設ら/マンション向け耐震化サッシ構法の性能確認/都内で公開実験 [2015年7月27日3面]

 古久根建設は、近藤龍哉工学院大建築学部准教授の協力を得て開発したマンションの耐震化サッシ構法の性能検証を行うため、24日に東京都八王子市の工学院大八王子校舎の大型加力実験室で試験体を使った公開実験を行った。実験では、新たな耐震化サッシ構法で構築した柱・梁(幅4・5メートル、高さ5・5メートル)による実大試験体(壁厚180ミリ)に対して、横から45トンの圧力を加えた結果、壁の破損や窓サッシ、玄関ド...続きを読む

建設技術研究所ら3者/橋梁専用点検ロボ開発着手/伸展アームで桁下も調査 [2015年7月24日3面]

 建設技術研究所は、東京工業大学、ロボット開発を手掛けるHibot(東京都品川区、ミケレ・グアラニエリCEO)と共同で、橋梁専用の点検ロボットの開発に着手した。橋梁幅員の両端部からワイヤでつり下げた棒状の水平ロッドに取り付けたカメラ・打音センサー付き伸展式アームを自在に移動させて桁下などを点検する。橋桁の下にゴンドラをつり下げ、作業員を乗せて移動しながら点検する従来の方法と比べ安全性が向上する。3...続きを読む

東急建設/IoT活用し建機CO2排出量把握/モニタリングの実証実験開始 [2015年7月24日3面]

 東急建設は23日、IoT(モノのインターネット)を用いて建設機械の二酸化炭素(CO2)排出量をモニタリングする実証試験に着手したと発表した。建機に小型機器を取り付け、クラウド上のプラットフォームに稼働状況やCO2排出量に関するデータを集積。これを分析処理してタブレット端末などで可視化する仕組み。建機などの燃費改善によるCO2排出量の削減や、環境負荷低減を評価するツールとして活用していく考えだ。I...続きを読む

竹中土木ら/造成計画・設計支援システム開発/3次元表示で情報共有円滑化 [2015年7月23日3面]

 竹中土木は、土木分野のソフトウエア開発などを手掛けるフォーラムエイト(東京都港区、伊藤裕二社長)と共同で、ゴルフ場や宅地の造成計画・設計向けの「3次元開発設計支援システム」を開発した。CIM(コンストラクション・インフォメーション・モデリング)への展開の一環で、3次元CADデータを活用して設計者を支援するとともに、発注者や監修者とのスムーズな対話に役立てる。ゴルフ場や宅地造成、大規模発電施設(太...続きを読む

清水建設/地下水流動解析技術開発/観測データで水理地質構造モデル高精度化 [2015年7月21日3面]

 清水建設は17日、地下水の流動を高精度に解析する技術を開発したと発表した。逐次取得する地下水の観測データを活用して、数値解析に用いる水理地質構造モデル(解析モデル)を自動修正しながらシミュレーションの予測精度を改善。実現象を精度良く再現する解析モデルを合理的・効率的に構築する。モデル実験の結果、従来手法と比べ解析誤差を約8割低減。実際の地下構造物への適用実験で従来の5分の1程度の労力でモデル化で...続きを読む

首都高速道路会社、清水建設/既設橋梁向け制震装置開発/揺れを回転運動に置換 [2015年7月17日3面]

 首都高速道路会社と清水建設は、既設橋梁の耐震性を高める制震システムを開発した。清水建設などが開発した「ダイナミックスクリュー」と呼ぶ制震ダンパーを橋梁向けに応用。地震の揺れを重りの回転運動に置き換えて吸収し、大きな制御力を生み出す仕組み。支承部の変形制御と橋脚の応力低減を両立することができる。新システムは首都高速道路会社が1日に発行した「橋梁構造物設計施工要領〈V耐震設計編〉」に採用された。ダイ...続きを読む

大成建設/シャフト式水中作業機、天ケ瀬ダム改修で初適用/遠隔操縦で砕岩・掘削 [2015年7月17日3面]

 大成建設は、遠隔操縦で水中作業を行える水中作業機を、国土交通省近畿地方整備局が発注した天ケ瀬ダム(京都府宇治市)のリニューアル工事に初適用した。さまざまなアタッチメントを装備できる作業機を水上の台船から水中にシャフトで昇降させ、可視化・情報化の技術を駆使して遠隔操縦で掘削や砕岩などの作業を実施。水深30~40メートルで各種作業を潜水士を使わずに安全・確実に行っている。潜水士による従来作業と比べて...続きを読む

日立製作所ら/ビル向け電力供給制御システム開発/停電時に非常用電力有効利用 [2015年7月16日3面]

 日立製作所と三井不動産は、停電時に非常用発電機の電力を有効利用する電力供給自動制御システム「TRAMSBOARD(トラムスボード)」を共同企画し、15日に日立の製品として販売を開始した。オフィスビルや医療施設、公共施設向けに提供し、BCP(事業継続計画)対策の強化を支援する。延べ床面積2万平方メートル以上の建物を対象に5年で40億円の受注を目指す。非常用発電機の電力には、保安用の照明や空調機の電...続きを読む

東急建設ら/覆工コンクリ打設養生の新システム開発/風船タイプのフレーム採用 [2015年7月16日3面]

 東急建設と土木資材などを手掛けるカンボウプラス(大阪市中央区、太田克則社長)は15日、空気を注入して膨らませる風船タイプのフレームを利用した山岳トンネル覆工コンクリート打設養生システムを開発したと発表した。鋼材などで構築していた従来のフレームと比較して、1スパン当たりの重量が約300キロと軽量なため、重機による組み立てが不要になるのが特徴。人力のみで構築できるのに加え、時間も大幅に短縮でき、安全...続きを読む

芝浦工業大学/軍艦島のRC建築補修工法提案/亜硝酸リチウムで鉄筋腐食防止 [2015年7月16日1面]

 芝浦工業大学工学部建築学科の濱崎仁准教授を中心とした研究チームが、ユネスコの世界文化遺産に5日に登録された長崎市の軍艦島=写真=(端島)内に立つRC建築物の補修工法を提案した。歴史的価値を損なわずに経年劣化を抑えるため、防さび剤の亜硝酸リチウム(LiNO2)を活用。コンクリートの外観の色や形状を変えることなく鉄筋の腐食を効果的に抑えることができるという。
 軍艦島には、現存する日本最古といわれ...続きを読む

鹿島/中間貯蔵施設向け森林伐採システム開発/重機遠隔操作、作業員の被ばく低減 [2015年7月16日3面]

 鹿島は、福島第1原発事故に伴う福島県内の除染で発生した汚染土を保管する中間貯蔵施設の建設予定地で、森林の伐採工事に用いる遠隔伐採システムを開発した。林業用バックホウの運転席に無線操縦用ロボットを搭載。木を切ったり、つかんだりできる高性能アタッチメントを装着し、離れた所からリモコンで動かす。人が作業するのに比べ、施工時間を大幅に短縮。作業員の被ばく量の低減にもつながる。中間貯蔵施設の建設工事では、...続きを読む

ピーエス三菱/橋脚耐震補強で水中施工技術駆使/兵庫県の二見大橋(明石市) [2015年7月16日14面]

 兵庫県明石市沖の人工島にかかる県道二見港土山線の二見大橋で、橋脚の耐震補強工事が進められている。橋脚にコンクリートを巻き立てて補強するもので、施工法は水中施工が可能な「PCコンファインド工法」を採用。現在、既設橋脚の回りにプレキャストパネルを設置し、コンクリートを打設中だ。工事は兵庫県加古川土木事務所が発注し、施工は同工法を開発したピーエス三菱が担当する。
 同工法は、橋脚の被災が相次いだ阪神...続きを読む

清水建設ら/コンクリ変状、タブレット撮影画像で把握/点検コスト半減 [2015年7月15日1面]

 清水建設は14日、菱友システムズと共同で、タブレット端末で撮影した画像を用いてコンクリート構造物を点検・モニタリングするシステムを開発したと発表した。接写をしなくても高速・高精度の複数認識が可能なカメレオンコード技術を応用。ひび割れや剥落など複数の変状を一度に把握できる。画像はインターネット経由でサーバーに送信し、データベース化する。専門技術者が現場に行かずに変状の進行状況を確認でき、コストの半...続きを読む