BIMのその先を目指して

BIMのその先を目指して・102/樋口一希/横松建築設計事務所の成功事例・上 [2019年7月18日]

 5万7956はコンビニの店舗数、10万2505は建築設計事務所の数だ(※)。コンビニは街を歩けば目にするのに、設計事務所は姿が見えない。設計事務所はコンビニと同様、建築の素人である一般ユーザーと市場を相手にしている。設計事務所本来のビジネスモデルであるB to CをBIM導入で強化し、存続の危機を乗り越え、中国から案件を受注するに至った地方事務所の成功事例を報告する。


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BIMのその先を目指して・101/樋口一希/建築BIM推進会議の本気度 [2019年6月27日]

 2019年も半ばを過ぎようとする中で、後半に向けて官民のBIM関係の動きを総合するなど、ここで腰だめして7月18日からの連載の再開に備える。


 □i-Constructionの建築分野への拡大+紙の一部を基本設計レベルのBIMモデル納品へと転換□


 前稿の日本建築学会の「改正建築士法施行に向けた日本建築学会からの意見」...続きを読む

BIMのその先を目指して・100/樋口一希/BIMによる建築士試験は実現するか [2019年6月20日]

 日本建築学会から「改正建築士法施行に向けた日本建築学会からの意見」が公表された。BIMの現況を取材する立場から現場の意見も総合して私見を述べる。


 □学会も2次元・3次元CADが実務で用いられており一部ではBIM導入が進むとの認識示す□


 建築士試験スクールのテレビCMに違和感を覚えた。女性が製図板で図面を描いていたが...続きを読む

BIMのその先を目指して・99/樋口一希/竹中工務店のビヨンドBIM・下 [2019年6月13日]

 「建築デザインの将来創造型コンピュテーショナルデザイナー集団」として活動を続ける竹中工務店のコンピュテーショナルデザイングループ。建築主から高い評価を受けた現業プロジェクトを概説する。


 □鉄骨加工技術とコンピュテーショナルデザインと協働することで建築主の未来創造に貢献□


 海外のカンファレンスや学会などへの参加、産学...続きを読む

BIMのその先を目指して・98/樋口一希/竹中工務店のビヨンドBIM・中 [2019年6月6日]

 竹中工務店が2018年に新設したコンピュテーショナルデザイングループの現在に至る1年余りの濃密な歩みを追跡する。


 □重要なのは研究に偏らせず実際の現業プロジェクトに関わる中で新たな技術を探求すること□


 コンピュテーショナルデザイングループでは「私たち自身はどういうグループを目指すのか」という議論を重ね、「建築デザイ...続きを読む

BIMのその先を目指して・97/樋口一希/竹中工務店のビヨンドBIM・上 [2019年5月30日]

 竹中工務店が新たに設けたコンピュテーショナルデザイングループの活動から「Beyond BIM」=BIMを超えて建設業が目指す次なる可能性を探る。


 □コンピューターでなければできない能力を生かして解答を得るのがコンピュテーショナル□


 設計支援(Computer Aided Design)として想定されたが製図支援(C...続きを読む

BIMのその先を目指して・96/樋口一希/Workwellのビジネスモデルとは [2019年5月23日]

 衝撃の登場となったヨーロッパ発のスタートアップ企業Workwell。「BIMのその先」の建築のデジタライゼーションを通して協働するであろう新しい事業ドメインを体現した企業だ。来日中の共同創業者のポール・デュプイ(Paul Dupuy)氏と日本支社のワークウェルテクノロジー支社長、金英範氏へのインタビューから革新的なビジネスモデルを探る。

 (https://www.workwell....続きを読む

BIMのその先を目指して・95/樋口一希/ICTが開く新たな事業ドメイン [2019年5月9日]

 「BIMのその先」において建設業にICT(情報通信技術)を挿入、撹拌(かくはん)して新しい事業ドメインを創出する。それらの状況と軌を一にする動きがゼネコンを中心に生まれている。


 □他山の石ではない製造業の代表格である自動車産業におけるデジタライゼーションの衝撃□


 自動車産業が劇的に変容している。独では2030年、仏...続きを読む

BIMのその先を目指して・94/樋口一希/前田建設のBIM運用・下 [2019年4月25日]

 前田建設が大規模木造用ロボット加工機で実現した木造新生産システムの実際を体験するため技術研究所「ICI(Incubation Cultivation Innovation)ラボ」(茨城県取手市)を訪問した。


 □「脱請負」「事業する建設会社」を目指すオープンイノベーションの拠点としてのICIラボ□


 関東鉄道常総線の寺...続きを読む

BIMのその先を目指して・93/樋口一希/前田建設のBIM運用・中 [2019年4月11日]

 前田建設がBIMデータ連携で稼働する大規模木造用ロボット加工機により実現した木造新生産システムの詳細を報告する。


 □設計のBIMデータを木軸加工段階までダイレクトに連携させて大規模木造建築に使用する□


 千葉大学大学院工学研究院平沢研究室と協働でBIMデータを援用する革新的な木造新生産システムの研究開発を行っている前...続きを読む

BIMのその先を目指して・92/樋口一希/前田建設のBIM運用・上 [2019年4月4日]

 BIMを大規模木造建築に援用する革新的な試みを続けている前田建設。現在での集大成ともいえる新設の技術研究所「ICI(Incubation Cultivation Innovation)ラボ」(茨城県取手市)を訪ねて、優れた「BIMと木」の親和性の高さを中心にデジタル・ファブリケーションの地平を探った。


 □BIMデータ連携により木造新生産システムを可能にする...続きを読む

BIMのその先を目指して・91/樋口一希/設計者の活動領域を拡張するBIM・下 [2019年3月28日]

 BIMにより起業した市川明氏(BIMデザイン顧問)の現況を通して小規模(個人)組織でのBIMビジネスの可能性を探る。


 □ファミリ作成に求められる部品の構造への知見とプログラマブルに再構成するノウハウ□


 昨年12月だが市川氏はあるハウスメーカー向けのBIMソフト「Revit」のシステム収納家具ファミリ作成に参加した。...続きを読む

BIMのその先を目指して・90/樋口一希/設計者の活動領域を拡張するBIM・上 [2019年3月7日]

 第三のキャリアをBIMによる起業からスタートした市川明氏(BIMデザイン顧問)。多方面でのBIM運用の実績を通じてツールとしてのBIMが設計者の活動領域をいかに拡張するのかを検証する。


 □BIMソフトを用いた多方面にわたる実証実験や実践的な試行錯誤などをFacebook上で公開□


 市川氏とFacebook上で出会っ...続きを読む

BIMのその先を目指して・89/樋口一希/久米設計のBIM推進策・3 [2019年2月28日]

 大規模病院など医療施設の設計におけるBIM運用を主題として久米設計のBIM状況を探索する。


 □「医療施設の設計とBIMの親和性は高い」という実態を大規模病院の設計事例から確認する□


 延べ床面積4万平方メートルを超える大規模病院の一例では、部屋数は約2000室、ドア・窓など開口部は約3000カ所にのぼる。診察室や検査...続きを読む

BIMのその先を目指して・88/樋口一希/久米設計のBIM推進策・2 [2019年2月21日]

 設備分野の設計者を中心としたBIM普及策を通じて組織面的な側面から久米設計のBIM運用状況を報告する。


 □BIMの必要性を感じていない設備設計者(Non-BIMユーザー)をBIMワークフローに取り込む□


 施工段階においては、設備系BIMソフトを用いて設備機器や配管などを3次元モデルとして構築するケースが増えているが...続きを読む
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