BIMのその先を目指して

BIMのその先を目指して・86/樋口一希/進展する奥村組のBIM運用・下 [2019年2月7日]

 BIM運用が加速している奥村組の現在について施工上の困難な課題を解決した実例を通して報告する。


 □BIMの見える化効果によって多目的ホールの3次元的に交差する複雑な鉄骨トラスを実現□


 対象建物は、鉄骨造地上4階建て、延べ床面積約1万1000平方メートルの福祉・保健・公民館と文化関連機能をもつ複合施設。1000席規模...続きを読む

BIMのその先を目指して・85/樋口一希/進展する奥村組のBIM運用・上 [2019年1月31日]

 奥村組のBIM運用が加速している。BIMの優位性を顕著に示す二つの案件を例に挙げて現状を紹介し、さらなる展開を見据える。


 □専門部署ではなく設計者や施工担当の実務者が中心になってBIMを案件に即して実利運用□


 「初めての施工BIM」として奥村組のBIM運用を「BIMの課題と可能性」第138~140回で報告したのは1...続きを読む

BIMのその先を目指して・84/樋口一希/積水ハウスのプラットフォームハウス構想 [2019年1月24日]

 積水ハウスは、ラスベガスで1月7日から10日まで開催されたエレクトロニクス見本市「CES2019」において「家」を幸せのプラットフォームとする新プロジェクト「プラットフォームハウス構想」を発表した。


 □創業60周年を迎える住宅メーカーとしての事業モデルを大きく変える新プロジェクト展開□


 「プラットフォームハウス構想...続きを読む

BIMのその先を目指して・83/樋口一希/加速するベンダーとの協働 [2019年1月17日]

 ◇昇降機のBIMモデル活用と構造BIM連携の動向

 BIMの普及が進む中でベンダーとステークホルダーとの協働が加速化している。オートデスクと東芝エレベータ、大林組などゼネコン3社との提携について報告する。


 □昇降機のBIMモデルをクラウド上で一元管理し設計事務所や施工会社との協働環境を構築□


 東芝エレベ...続きを読む

BIMのその先を目指して・82/樋口一希/施工図描画・墨出しの自動化システム [2019年1月10日]

 悩ましいBIMと2次元図面との相関性を探り、メリットを生かすべくさまざまな試行錯誤が行われている。新菱冷熱工業の自動「施工図描画ロボット」と日立プラントサービスの「自動墨出しロボットシステム」について報告する。


 □BIMデータを施工図描画ロボットに取り込み視認性に優れた多色で鮮明な線や文字を描く□


 本連載第79~8...続きを読む

BIMのその先を目指して・81/樋口一希/BIMによる建築確認申請・下 [2018年12月20日]

 BIMによる建築確認申請の対象が共同住宅などの1号建築物(特殊建築物)へと拡張された現況も踏まえて今後の展望を探索する。


 □ユーザーとソフト開発者が直接対話できる国産ならではのメリットを生かして課題解決□


 建築確認申請の対象が1号建築物へと拡張できたのはBIMソフト「GLOOBE」ベンダーの福井コンピュータアーキテ...続きを読む

BIMのその先を目指して・80/樋口一希/BIMによる建築確認申請・上 [2018年12月13日]

 BIMによる建築確認申請を巡る動きが急だ。満を持して実現した1号建築物の確認済証受領に至るまでの挑戦を通してBIMによる確認申請の現況と今後の展望を探る。


 □建築確認申請の対象を共同住宅などの1号建築物(特殊建築物)へと拡張して実施に挑戦□


 BIMによる確認申請については前連載第130~132回でフリーダムアーキテ...続きを読む

BIMのその先を目指して・79/樋口一希/NTTデータとIPD・下 [2018年12月6日]

建築主、設計者、建設会社、協力会社などが最適な建物を建設するという目的を共有して最も有効なプロセスを協働する形態であるIPD(Integrated Project Delivery)。NTTデータと専門工事業者としてプロジェクトに参加した新菱冷熱工業の挑戦に肉薄する。


 □アナログ的な手法では困難となっていたデータセンターの管理運用をBIMでデジタル転換□<...続きを読む

BIMのその先を目指して・78/樋口一希/NTTデータとIPD・上 [2018年11月29日]

 建築主・オーナーであるNTTデータと専門工事業者としてプロジェクトに深く協働した新菱冷熱工業への取材を通してわが国初ともいえる実質的なIPD(Integrated Project Delivery)の現容を報告する。


 □建築主のイニシアチブでIPDを主導+BIM採用の認知を進めノウハウ提供のキーマン存在□


 IPDは...続きを読む

BIMのその先を目指して・77/樋口一希/アルゴリズムデザインラボの広範な活動 [2018年11月22日]

 建築情報をつなぐために必要な役割「BIM Player」として活動するAlgorithm Design Lab.(アルゴリズムデザインラボ)代表取締役の重村珠穂氏の現在を通してコンピュテーショナルデザインの有り様を俯瞰する。


 □ゼネコン設計部でコンピュテーショナルデザイン・ツールを内製的に運用できる人材教育□


 NU...続きを読む

BIMのその先を目指して・76/樋口一希/コンピュテーショナルデザインの現在 [2018年11月15日]

 BIMによる建築生産イノベーションに関する特別研究会(幹事・東大生研野城研究室)主催の「つなぐBIM」シンポジウム。「BIM Player」(建築情報をつなぐために必要な役割)として登壇したAlgorithm Design Lab.(アルゴリズムデザインラボ)代表取締役の重村珠穂氏の活動を通してBIMの新潮流、次のBIMとしてのコンピュテーショナルデザインの現在を俯瞰する。


...続きを読む

BIMのその先を目指して・75/樋口一希/凸版印刷のバーチャルモデルルーム [2018年11月8日]

 VR/MR/AR技術の建築分野への援用が急速に進んでいる。日本建築学会からも関連する情報小委員会の開設間近とも聞こえてくる。凸版印刷では、VR設計において高いノウハウを有するヒストリア(品川区)とマンションなどのモデルルームをVR映像でリアルに再現し、バーチャル空間での内見が可能なVRシミュレーションシステム「トッパンバーチャルモデルルーム」を共同開発して11月から本格的に販売を開始する。...続きを読む

BIMのその先を目指して・74/樋口一希/スターツのAI建築事業計画サービス [2018年11月1日]

 スターツコーポレーションとスターツCAMは、10月26日に開催のArchiFuture2018の講演「建物のデータは、無限の資源になる-BIMとAIとECと-」において「BIM-FM PLATFORM」における各種ソリューション開発を加速化させていることを、多くはBIM運用に携わる来場者に直接、明らかにして衝撃を与えた。講演はスターツのデジタル運用を主導する関戸博高氏(取締役会長)とプロジェクト...続きを読む

BIMのその先を目指して・73/樋口一希/i-Conの中核担う建機ベンダーの動向 [2018年10月25日]

 10月16日から19日まで開催されたbuildingSMART International Standards Summit,Tokyoで登壇した国土交通省の森昌文事務次官は、i-Constructionへの取り組みと成果などを紹介、「Society5.0の実現に向けて3次元データの流通や社会への実装に対して先導的活動を進めていきたい」と語った。国交省が省を挙げて推進するi-Constructi...続きを読む

BIMのその先を目指して・72/樋口一希/名古屋城天守閣木造復元でVR映像体験 [2018年10月18日]

 ユニークな発言で知られる名古屋市長の音頭取りで実現に向かって動き出した名古屋城天守閣の木造復元プロジェクト。完成後の姿が約2分半のVR映像によってリアルに体験できるイベント「名古屋城天守閣木造復元イメージVR映像体験」が11月30日まで開催されている。建築におけるVR技術の現在地を知るためにも有効な企画なので多くの方に参加されたい。 ...続きを読む