技・人づくり専門工事業ファイル

技・人づくり専門工事業ファイル・17/ジェイシフ関東/競技大会重ね技を高める [2018年10月31日]

 ◇担い手確保へ業界の魅力発信


 関東建設インテリア事業協同組合(ジェイシフ関東)は、「人材育成」と「品質向上」を柱に活動している。毎年開催している技能競技大会は今年9月の大会で31回目を迎えた。6月の総会で就任した高野寅吉理事長(高野社長)は、組合員同士が技を競い合うだけでなく、来場する工業高校生らに興味を持ってもらえるよう、イベント色のある大会運営を心掛けていると説明する...続きを読む

技・人づくり専門工事業ファイル・16/宮本工業(山口県宇部市) [2018年9月11日]

 ◇安心して任せてもらえる会社めざす/若手採用へ情報発信にも注力


 1985年設立の宮本工業(山口県宇部市、宮本ゆり子社長)は、大手や地場のゼネコン各社が県内で手掛ける現場で活躍する鉄筋工事会社だ。現在社員は30人。うち15人が技能工として現場に出る。「全員が有資格者」という目標を掲げ、「当社の技能工ならば誰が現場に出向いても安心して仕事を任せてもらえる、そんな会社でありたい...続きを読む

技・人づくり専門工事業ファイル・15/リアル建設(東京都世田谷区) [2018年8月28日]

 ◇「人材」を強みとする事業展開


 1998年12月に発足したリアル建設(東京都世田谷区、前澤正利社長)は、土木系専門工事会社として元請、下請で数々の工事をこなし、年間40億円ほどを売り上げている。200人近い現場作業員を社員として抱えており、人手が不足する現場の要求に即応して、5~6人の班を送り込むことができるのも大きな強み。要求に応えるべく、自社の「リアル建設職業訓練校」...続きを読む

技・人づくり専門工事業ファイル・14/信号器材(川崎市中原区) [2018年7月10日]

 ◇交通安全による社会貢献/鉄道と道路を二本柱に事業展開


 昨年10月に会社創設70周年を迎えた信号器材(川崎市中原区、前島敏雄社長)は、鉄道と道路を二本柱とする事業展開の中で「安全を通じて社会に貢献する」ことを理念に掲げる。道路標示や標識に関する材料と工事を提供する公共事業の一端を担う役割の中、「交通事故をゼロにすることが究極の目標」とする前島社長は、製品製造と施工の安全性...続きを読む

技・人づくり専門工事業ファイル・13/東京都左官職組合連合会 [2018年5月8日]

 ◇技能の「見える化」へ効能数値化/職人の原点は正しい施工


 東京都左官職組合連合会(東左職連、石川隆司会長)は、工学院大学の田村雅紀教授と共同でしっくいやけい藻土が室内環境に及ぼす効果の数値化を試みた。左官業界の将来を模索する中で、「技能の『見える化』が必要だろうと考えたのが発端となった」と石川会長は語り、一定の効果が見られた調査結果を需要拡大につなげるためにも、業界全体で...続きを読む

技・人づくり専門工事業ファイル・12/練成工業(東京都練馬区) [2018年4月24日]

 ◇目標は社員職人30人体制/多能工による耐震補強一式も展開



 1987年に創業した型枠工事の練成工業(東京都練馬区、岡田宏章社長)は、鹿島の重点協力会社としての事業展開で年間11億円ほどを売り上げる。地場ゼネコンを顧客に同じスタッフで営む姉妹会社の練成(同)と合わせた売上高は約15億円。7年ほど前から手掛ける多能工による耐震補強の一式施工や海外製品を用いた提案活動など、...続きを読む

技・人づくり専門工事業ファイル・11/アイコー(東京都中央区) [2018年4月17日]

 ◇配筋図作成で差別化/ベトナム法人、5月に本格始動


 鉄筋施工と材料販売のアイコー(東京都中央区、相場康雄社長)は5月に、ベトナム・ホーチミンに立ち上げたアイコーベトナム(社長・藤池晴行アイコー常務執行役員)の業務を本格始動する。CADを学んだ人材を現地で登用し、日本でゼネコンから受託する配筋図(納まり図)の作成を効率的に進める。工事や材料の契約につながる図面作成を強みにし...続きを読む

技・人づくり専門工事業ファイル・10/田村左官工業(大阪府高槻市) [2018年4月3日]

 ◇人材確保・育成は将来への先行投資/就職後2カ月を研修期間に



 田村左官工業(大阪府高槻市、田村多喜志社長)は将来の事業展開を見据え、若い人材の確保・育成に注力している。高卒者の就職活動時期に合わせ、会社案内と求人票をセットにしたダイレクトメール(DM)を大阪から九州までの高校1000校に郵送。地道な活動が実を結び、この春8人の若者が入社した。

 同社は田村...続きを読む

技・人づくり専門工事業ファイル・9/手塚工務店/「仲間」との連携重視で業績伸ばす [2018年3月27日]

 ◇人材・確保育成の協力も志向



 手塚工務店(東京都世田谷区、手塚利行社長)は、今年で設立36年となる型枠の専門工事会社だ。手塚社長は1996年、2代目に就任。売上高が4億~5億円で推移していた会社を、20億円前後が確保できるまでに成長させた。年齢の近い同業経営者との協力を重視してきた経営手法を継続。同時に人材の確保・育成に向けた取り組みでも「1社では難しいことに共同で取...続きを読む

技・人づくり専門工事業ファイル・8/マツザワ瓦店(名古屋市中川区) [2018年3月13日]

 ◇「瓦プレカット」で収益拡大/海外でも活躍できる人材育成



 瓦ぶき士として江戸時代から続く家業を源流とするマツザワ瓦店(名古屋市中川区、松澤考宏社長)は、先々代の社長である祖父が1948年に合資会社として立ち上げ、先代の父が97年に株式会社化するという経緯をたどってきた。松澤氏は2003年、30歳で社長に就任。同業他社にない瓦のプレカットで生産性を高め、グループ全体の売...続きを読む

技・人づくり専門工事業ファイル・7/菅原設備/水道工事から総合設備へ [2018年2月27日]

 ◇仕事もプライベートも充実させる



 菅原設備(愛知県津島市)は、愛知県内全市町村の指定工事店となっている水道設備の専門工事会社で今年、創業20年を迎えた。受注の9割がハウスメーカーからで、水道管の引き込みから宅内すべての水回り工事までを一手に引き受ける。昨年3月、父親から社長職を引き継いだ菅原直樹社長が目指すのは総合設備工事業。500人の陣容で売上高100億円を確保する...続きを読む

技・人づくり専門工事業ファイル・6/中屋敷左官工業/現代版「仕事は見て盗む」実践 [2018年1月23日]

 ◇6年前に採用と教育を抜本改革



 札幌市を拠点に一般住宅やマンション、大規模ビルなどの左官工事を手掛ける中屋敷左官工業。社員の平均年齢は現在40代で、今春に新卒者が入ると30代に下がるという。離職者が後を絶たない状況に苦慮していた中屋敷剛社長が、あることをきっかけに一念発起したのが6年前。採用と教育を抜本的に見直すことで、高齢化が進行する業界内にあって社員の若返りを図り...続きを読む

技・人づくり専門工事業ファイル・5/佐藤興業(東京都)/18年で創業100周年 [2017年12月26日]

 ◇人材育成が老舗の活動支える



 建築塗装の佐藤興業(東京都千代田区、佐藤周平社長)は、来年で創業100周年を迎える。先輩から後輩への技能の伝承には特に力を入れ、毎年3~5人の高卒社員を対象にした新入社員研修を皮切りに、1、2年目研修、職長クラス研修と段階を踏んで学べる機会を用意している。売り物の特殊塗装を含めた技能の習得に努めながら、職人としてレベルアップを図れるように...続きを読む

技・人づくり専門工事業ファイル・4/日本外壁仕上業協同組合連合会 [2017年12月19日]

 ◇保険事業と資格制度を両輪に活動/基幹技能者、年50人増めざす



 日本外壁仕上業協同組合連合会(NGS、野口陽一会長)は、外壁の吹き付け工事をメインにした企業で構成する組織で、資格制度と補償保険制度を2本柱に活動を展開している。現在200人弱の資格保有者がいる登録外壁仕上基幹技能者は、一定の実務経験とNGSが認定する外壁仕上一級技能者であることが条件。年平均50人ほどの...続きを読む

技・人づくり専門工事業ファイル・3/春日基礎/職人の健康に手当て支給 [2017年12月12日]

 ◇体脂肪率平均以下や禁煙にも



 首都圏で鉄道関連の杭打ち工事を手掛ける春日基礎(東京都豊島区)の齋藤貢司社長は、職人の健康を人一倍大切に考えている。年齢上昇に伴う疾病リスクの増大は否めない。そうした中でも現場作業を滞らせないよう、健康状態や禁煙に対応した手当を毎月の給料に上乗せし、健康維持や意識の醸成に役立てる。数年前に始めた取り組みの成果で禁煙者も増え、職人の意識も変...続きを読む
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