検証CCUS-持続可能なシステムに

検証CCUS-持続可能なシステムに・6/発注行政を巻き込み普及促進 [2020年9月17日]

 1月6日に開かれた建設業関係11団体主催の賀詞交換会。日本建設業連合会(日建連)の山内隆司会長は年頭のあいさつで、いの一番に建設キャリアアップシステム(CCUS)の普及を挙げた。昨年、国土交通省が選定したCCUSモデル工事が「公共工事での義務化の第一歩だ」とし、CCUSの登録を強く促した。



 山内会長は昨年から公の場に出るたびに、CCUSの必要性を繰り返し訴えてきた。今...続きを読む

検証CCUS-持続可能なシステムに・5/人手不足感に温度差、足並みそろわず [2020年9月16日]

 今回の料金改定に当たり、国土交通省は当初、官民の関係者でつくる建設キャリアアップシステム(CCUS)運営協議会の運営委員会を通じて合意形成を図ろうとした。会議終了後、ある運営委員は「収入が足りているかどうかを誰が責任を持って試算しているのか。本当に新料金でシステムを持続できるのか。(問題が発生した)後から新料金はみんなで決めたと言われても困る」と、複雑な胸の内を明かした。


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検証CCUS-持続可能なシステムに・4/煩雑な申請手続き、任意では限界も [2020年9月14日]

 建設キャリアアップシステム(CCUS)の登録が思うように伸びない理由の一つとして、申請手続きの煩雑さがある。技能者登録で必要となる登録項目は本人情報をはじめ135項目と膨大だ。中には社会保険の加入状況といった行政が管理している情報も少なくない。ある業界関係者は「コストをかけてまでいろいろな個人情報を集め、維持していくことが妥当なのか」と疑問を投げ掛ける。



 技能者が建設...続きを読む

検証CCUS-持続可能なシステムに・3/不十分な要件定義、追加開発招く [2020年9月11日]

 建設キャリアアップシステム(CCUS)はゼロから開発した。このため当初から全体像が十分描けないまま、できるだけ早い技能者や事業者への提供を目指した。だがシステム開発は難航。2018年10月の運用開始を予定していたが、半年遅れの19年4月から本格運用に入った。



 システムの要件定義が十分に突き詰められなかった上、追加開発の内容や要否、料金設定の在り方、収支予測など、システ...続きを読む

検証CCUS-持続可能なシステムに・2/過大な計画基に甘い制度設計 [2020年9月10日]

 「スタートから1年を経過して、乗り越えなければならない新たな課題がでてきた」。6月24日に東京都内で開かれた建設キャリアアップシステム(CCUS)運営委員会で、国土交通省の青木由行土地・建設産業局長(現不動産・建設経済局長)は、CCUSの料金改定と不足する開発経費への対応が必要と正式に明かした。



 この会議の前から国交省の担当者らは個別に各団体を訪ね、CCUSの収支状況...続きを読む

検証CCUS-持続可能なシステムに・1/新料金体系決定 [2020年9月9日]

 ◇国と業界、利用促進へ申し合わせ



 建設キャリアアップシステム(CCUS)の新たな料金体系が決まった。官民で作る建設キャリアアップシステム運営協議会(会長=青木由行国土交通省不動産・建設経済局長)の総会が8日に東京都内で開かれ、値上げとなる料金改定案を了承した。利用促進に関する申し合わせも行われた。登録数・カードタッチ数の総数の目標数値の設定など、今後検討する事項も確認...続きを読む