すばるを救え-ハワイ観測所メインシャッター改修
すばるを救え-ハワイ観測所メインシャッター改修・下/過酷な条件、難関も乗り切る
[2020年11月10日]
宇宙の謎解く研究支える
鼻に酸素チューブを付けた男たちが、人一人がようやく入れるスペースに潜り込み、時には体をくの字に曲げながらこつこつハンマーをたたく-。すばる望遠鏡を備えるハワイ観測所のメインシャッター改修工事は、一見地味に見える既存ガイドローラーの取り外し作業が実は一番の難関だった。ガイドローラーはシャッター下部に位置し動きを補助する。長年メンテナンスをしていない...続きを読む
鼻に酸素チューブを付けた男たちが、人一人がようやく入れるスペースに潜り込み、時には体をくの字に曲げながらこつこつハンマーをたたく-。すばる望遠鏡を備えるハワイ観測所のメインシャッター改修工事は、一見地味に見える既存ガイドローラーの取り外し作業が実は一番の難関だった。ガイドローラーはシャッター下部に位置し動きを補助する。長年メンテナンスをしていない...続きを読む
すばるを救え-ハワイ観測所メインシャッター改修・中/ガイドローラーに不具合
[2020年11月5日]
2018年6月、横河システム建築の技術者である村岡真、相馬孝吉、中井洋平の3人はハワイに飛んだ。ハワイ観測所から事前に送ってもらったメインシャッターの設計図と実物がどの程度一致し、工事が可能かを判断したかった。村岡は全体の統括、相馬は設計、中井は施工を担当した。
現場を見ると「図面と現物が違うところがかなりあった」(相馬)。修理が必要な箇所もいくつもあったが、予算や期...続きを読む
現場を見ると「図面と現物が違うところがかなりあった」(相馬)。修理が必要な箇所もいくつもあったが、予算や期...続きを読む
すばるを救え-ハワイ観測所メインシャッター改修・上/手書きの図面、少ない情報量
[2020年11月4日]
米ハワイ島のマウナ・ケア山山頂にあり、1999年から天体を観測し続ける日本の国立天文台ハワイ観測所(ハワイ州)は、過酷な立地環境から設備に不具合が目立ち始めた。天体観測の要となる口径8・2メートルの「すばる望遠鏡」があるのは円筒状のメインシャッター内。シャッターが途中で止まる回数が増え、望遠鏡の故障にもつながりかねない事態に陥っていた。重要設備の改修はどのように進められたのか-。道のりを追った。...続きを読む








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- 8日|国交省、交政審港湾分科会
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- 9日|土木学会「福島復興シンポジウム~福島のこれからの30年を考える」
- 10日|国交省、国土計画シンポジウム
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- 11日|新型コロナウイルスでWHOパンデミック宣言から1年
- 11日|経産省、J・クレジット制度運営委員会
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詳説「公共工事標準請負契約約款」建設契約管理の理論と実践(下)
2016年11月から2020年10月まで...続きを読む

建築設備新思想大系~エンジニアの副毒本
ビルや住宅に欠かせない建築設備。そこに関...続きを読む

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協力業者側で十分な教育体制を整えて都度送...続きを読む

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