論説・コラム

回転窓/維持管理にAIを [2018年5月15日1面]

 ここに来て人工知能(AI)という言葉を目にする機会が多くになった。テレビや新聞などでAIの2文字を毎日のように目にする。1950~60年代と80年代に続く3回目のブームは一過性に終わらない勢いがある▼データ分析にとどまらず、銀行が行う住宅ローンの仮審査や、膨大な求人情報から求職者に適した会社情報を選ぶマッチング・サービスなど活用範囲は多種多彩だ▼建設業でもAI活用を模索する動きは活発化する。人材...続きを読む

回転窓/伝統的な涼の取り方に学ぶ [2018年5月14日1面]

 4月下旬までの暑さがうそのように思えた先週の肌寒さだった。季節外れの寒の戻りに慌てて冬服を取り出した方も多かったことだろう▼気象庁が先日発表した3カ月予報によると、5~7月の平均気温は全国的に高いという。安定しない天気が続いているが、暦の上では立夏を過ぎ、今年も暑い季節がやってくる。だいぶ気が早いと分かりつつも、わが家では先日の大型連休中に風鈴を軒先につり下げた▼冷房などない時代に湿気の多い暑い...続きを読む

回転窓/お気に入りの書店がなくなっていく [2018年5月11日1面]

 学生のころ、書店でアルバイトをしていた。昔ながらの小さな店構えだが、店主の趣向で高価な美術書や風変わりな本も置いていた▼勤務時間は午後3時くらいから閉店して片付けが終わる午後10時くらいまで。その間、近所の商店街に雑誌の配達に出向いたり、図書館へ納品したりする以外は、本の整理をしながら店番をしていた。足しげく通ってくれるおなじみさんとの会話は楽しく、プライベートでも親しくさせていただいた方もいた...続きを読む

回転窓/変化を生み出す気概を [2018年5月10日1面]

 今年は霞が関ビルが完成して50年、成田空港の開港から40年、瀬戸大橋も開通から30年という節目に当たる▼いずれも新たな時代を切り開き、経済成長や豊かな暮らしを支えたプロジェクト。今はあることが当たり前になっているが、実現に至る道のりは長く、計画立案や事業実施の過程ではさまざまな意見が渦巻いたであろう▼前回の東京五輪に向け突貫工事で整備された東海道新幹線。建設時には「鉄道の時代は終わった。これから...続きを読む

回転窓/女性客室乗務員の草分け [2018年5月9日1面]

 先週5日、日本航空が「端午の節句」にちなんで旅客機のパイロットや客室乗務員などをすべて男性が務める「こいのぼりフライト」を実施したという。通信社の配信記事で読んだ。普段なら客室乗務員は女性が多く、対象の便に搭乗した人たちには印象に残る空の旅となったろう▼航空機の室内サービスは100年近い歴史がある。その中でも初の女性客室乗務員は米国人エレン・チャーチ。1930年、ボーイング・エアー・トランスポー...続きを読む

回転窓/細部に気を配る [2018年5月8日1面]

 先日新聞を読んでいた時、地方版に載っていた記事が目に留まった。来年開催されるラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会に出場するある強豪チームが、小学校と公園を事前キャンプ地に選んだという内容だ▼W杯の出場20チームは大会前、そして大会期間中に拠点を選び練習や試合のための準備をする。4月には大会期間中に1次リーグで使用する公認キャンプ地として59自治体、52件が決定。チームを迎える自治体は交流や観...続きを読む

シリーズ・国のかたちを考える2018/東洋大学理工学部教授・野澤千絵氏 [2018年5月7日1面]

 ◇空き家対応、業界が中間組織構築を 
 人口減少時代に入った日本で空き家問題が深刻化の度合いを増してきた。国の最新調査で空き家は全国820万戸を超え、15年後には2100万戸に達すると予測されている。
 この問題に長く関わってきたが、最近になって痛感しているのは、近隣に迷惑・危険を及ぼすような問題空き家に対応するための法制度を整備するだけでは解決できないということだ。空き家の解体も跡地の活用...続きを読む

回転窓/働き方のパラダイムシフト [2018年5月7日1面]

 大型連休で心身共にリフレッシュしたのもつかの間、朝の通勤ラッシュで心身共に疲れ果て、職場に着いた頃にはぐったりという方も多いのでは。休暇を取るのはもちろん大事だが、日々の働き方を改善するのも生産性向上には不可欠と、改めて実感した▼自宅など職場以外で働く「テレワーク」。国は2020年東京五輪の開催期間中、交通網の混雑を回避する切り札に位置付ける。五輪開幕日の7月24日を「テレワーク・デー」と名付け...続きを読む

回転窓/2040年ごろの日本へ [2018年5月2日1面]

 日本の将来を考える上で大きな転換点と予想されるのが2040年。このころに高齢者人口がピークを迎える▼2040年に向けた自治体戦略を議論している総務省の有識者研究会が先週26日、第1次報告を公表した。今後の対応を誤れば深刻な事態に陥ることを改めて認識させられる内容だ▼研究会は迫り来る内政上の危機を〈若者を吸収しながら老いていく東京圏と支え手を失う地方圏〉〈標準的な人生設計の消滅による雇用・教育の機...続きを読む

回転窓/健康と建築空間づくり [2018年5月1日1面]

 先日も小欄で取り上げた「健康寿命」。健康で制限なく暮らせるこの期間を延ばしていくのに、身近な建築空間が果たす役割も抜きには考えられない▼1日24時間のうち、屋内に滞在している時間は約9割に上るとの調査報告もある。平均寿命が延びれば生涯に屋内で過ごす時間も増える。誰もが健やかで心豊かに生きていける空間づくりは重要なテーマと言えよう▼竹中工務店と千葉大学が共同で「健築」というコンセプトを構想し、交流...続きを読む

回転窓/奮闘する人たちに光を [2018年4月27日1面]

 地震や豪雨、土砂崩れなどに見舞われた時、建設会社は地域の守り手として被災地に駆け付け、応急復旧に当たる▼地道で時に危険が伴う活動を担う人たちは強い使命感を持って災害の最前線に立っている。建設業界のそうした役割にスポットが当たるケースは残念ながら少ない▼「災害が起きるたびに悔しい思いをしていた」。そう語る自民党参院議員の足立敏之氏は国土交通省時代、自然災害の発生現場に急行し自治体の活動を支援する「...続きを読む

回転窓/ネットを駆使して興味を引く [2018年4月26日1面]

 働き方改革や生産性向上という言葉を新聞などで目にする機会が増え、それと同時に人工知能(AI)やIoT(モノのインターネット)といった用語も定着しつつある▼業務を効率化し、働き手の負担を軽くする技術の進化はまさに日進月歩。次々と新しいものが生み出され、あっという間に世の中へ広がっていく。世の中が便利になるのは歓迎するべきなのだろうが、急速な変化に戸惑う気持ちが心の片隅にある人も少なくないのでは▼子...続きを読む

回転窓/「健幸」実現への睡眠 [2018年4月25日1面]

 誰もが健康で幸せに暮らせる「健幸」のための取り組みだという。さいたま市が3月、埼玉県や大学、企業などと「さいたま健幸ネットワーク」を発足させた▼健幸は身体面の健康だけでなく、人々が生きがいを感じながら心豊かな生活を送れること。この大切さを共に学び、考え、実践する場となるのが新ネットワークの目的だ▼厚生労働省の発表によると、健康で日常生活が制限なく送れる期間を示す「健康寿命」は2016年に男性72...続きを読む

六本木ヒルズ(東京都港区)が開業15周年/森ビル、自治会との連携でにぎわい創出 [2018年4月25日4面]

 多様な都市機能を集約するコンパクトシティーの先駆けとなった「六本木ヒルズ」(東京都港区)が25日に開業15周年を迎える。来街者は年間平均約4000万人、累計で6億人に上る。誕生から15年もの間、多くの人々を引き付け、魅力を発し続ける秘訣(ひけつ)とは-。
 多くの人が集まる六本木ヒルズ。その鍵を握るのは開発を主導した森ビルが取り組んだ、多様な用途の施設を一つの街と位置付け、事業者や住民が連携し...続きを読む

回転窓/目指すはナンバーワン [2018年4月24日1面]

 1933(昭和8)年に全国初の公営地下鉄として開業した大阪市営地下鉄が今月民営化され、大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)として再スタートした▼青を基調にメトロの「M」の文字を白色で描いた新しいロゴマーク。都市計画学者で「大阪の父」などと呼ばれた關一(せき・はじめ)第7代大阪市長が計画を練り上げ、実現させた公営地下鉄が民営化によってどう変わるのか▼市交通局から事業を引き継いだ新会社。JRや私鉄各社が...続きを読む
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