特集


2023年11月9日

中部縦貫自動車道大野油坂道路 勝原IC~九頭竜IC間9.5km開通

 近畿地方整備局が福井県内で整備を進めている中部縦貫自動車道大野油坂道路(延長35キロ)のうち、勝原IC(大野市西勝原)~九頭竜IC(同市貝皿)間(9・5キロ)が完成し、10月28日に開通した。同区間は約8割がトンネルで、日本百名山の荒島岳を横断する荒島第2トンネルは県内の道路トンネルで最長の4988メートル。3月には大野IC(同市中津川)~勝原IC間(10キロ)が供用しており、今回の開通で中部縦…

2023年11月2日

11月5日 津波防災の日 世界津波の日 

 11月5日は、「津波防災の日」。2015年12月の国連総会で制定された「世界津波の日」でもある。この日の前後、津波防災意識の向上や適切な避難行動の定着に向けた防災訓練やイベントが、全国各地で行われている。ひとたび発生すれば被害が甚大となる津波は、被災範囲が広い特徴を持つ。津波に対する認識の不足や、避難方法の周知が行き届いていないなどの理由で犠牲となる人も多い。わが国に限らず、海に面した各国共通の…

2023年10月31日

創刊95周年記念特集号第2集/国のかたちを考える-建設産業が描く未来ビジョン

持続可能な国土の発展には、防災・減災やインフラ・都市の強靱化への対応と併せて、 観光振興などの地域を元気にする取り組みも欠かせない。 社会・経済が抱えるさまざまな課題を解決しながら、 SDGs(持続可能な開発目標)に貢献する建設産業の未来を展望する。

2023年10月27日

2023 関西の循環型社会形成企画

 「宅地造成及び特定盛土等規制法」(盛土規制法)が5月に施行された。危険な盛土などを一律に規制し、国民を守る法律だ。資源有効利用促進法の省令も改正され、建設発生土の適切な搬出などを義務化する。「2023年関西の循環型社会形成企画」では法の趣旨や近畿地方整備局の取り組みなどについて、建政部計画管理課の河野秀斗課長にインタビューし探った。

2023年10月20日

ロジスクエア一宮 竣工

 物流不動産事業を展開するシーアールイーが愛知県一宮市で開発を進めていたマルチテナント型大型物流施設「ロジスクエア一宮」が竣工した。一宮市は人口約38万人を擁する同県の中核都市で、施設近郊には住宅街が広がり、雇用確保にも優位な立地。東海圏と関西圏、関東圏、北陸圏を結ぶ交通ネットワークの要衝に位置し、東西南北広域配送拠点として顧客の物流事業の拡大に貢献する。設計、施工はともに塩浜工業が担当した。

2023年10月19日

辻調理師専門学校 東京 完成

 辻料理学館が東京都小金井市で整備を進めていた「辻調理師専門学校 東京」が完成した。東京学芸大学の小金井キャンパスに隣接し、施設はS造3階建て延べ5200平方メートルの規模。学科は調理と製菓に分かれ、2年制の「応用技術マネジメント学科」と1年制の「本科」の計四つを置く。開校は2024年4月を予定している。1階のレストラン教室では、一般客に食事を振る舞うなど実践に近い授業を実施。同階には店舗型の製菓…

2023年10月16日

創刊95周年記念特集号第1集/国のかたちを考える-建設産業が描く未来ビジョン

  明るい未来を切り開く建設産業のために  日刊建設工業新聞は10月15日、創刊95周年の節目を迎えました。  1928(昭和3)年の創刊以来、社会資本整備や街づくりを担う建設産業、官公庁、自治体などの方々にご愛読いただき、心よりお礼を申し上げます。  昨今の国内外の情勢に目を向けますと、気候変動に伴う自然災害の激甚化・頻発化に加え、ロシアのウクライナ侵攻など地政学的リスクに伴う社会・経済への影響…

2023年10月16日[3面]

95周年特集/対談/和田信貴国交事務次官、宮本洋一日建連会長 2

 ◇和田氏/本来あるべき姿から外れたところ改める  ◇宮本氏/日本のためにみんなでいいものつくる時代に  適正な労務費を確保する上で「標準労務費」の設定をすることが望ましい。これまで標準賃金、最低賃金といった指標がなく、どれだけの賃金が数次下請の技能労働者に支払われているかが不透明だった。それをCCUSなども活用し、きちんと見える化していく。一連の取り組みで重層下請の問題もより明確になるのではない…

2023年10月16日[5面]

95周年特集/対談/森昌文首相補佐官、奥村太加典全建会長 2

 ◇森氏/日本と地域の元気維持に貢献を  ◇奥村氏/“新4K”を具現化させ展望開く  □生産性向上の鍵は3Dデータ活用とPCa化□  森 これも言い始めて10年ほどたつが、BIM/CIMのデータで積算が行えなくてはいけない。工期も自動算定できるだろう。BIM/CIMで上がってきた数量でたちどころに積算ができるようにするなど、いろいろなフェーズでデータ化して生産性を高めていく努力が求められる。そうし…

2023年10月16日[4面]

95周年特集/対談/森昌文首相補佐官、奥村太加典全建会長 1

 ◇魅力を高め持続可能な産業へ  「地域を守る建設業の未来ビジョン」をテーマに、首相補佐官として国土強靱化などを担当する元国土交通事務次官の森昌文氏と、全国建設業協会(全建)会長の奥村太加典氏に対談してもらった。社会資本整備や自然災害への対応などに地域建設業は大きな役割を担っている。一方で物価高騰や担い手不足など経営環境は依然厳しい。森、奥村両氏は、経営の安定化や働き方改革、生産性の向上、地域貢献…

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