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鹿島ら/ロックボルト挿入を機械化/ドリルジャンボ使用、施工時間4分の3に短縮  [2018年7月4日1面]

ドリルジャンボによるロックボルト挿入作業

 鹿島は3日、古河ロックドリル(東京都中央区、三村清仁社長)と共同で山岳トンネル工事向けに、ドリルジャンボでロックボルトを機械化施工する技術を開発したと発表した。人力が主流だったロックボルトの挿入作業を機械化することで、施工時間の大幅短縮による生産性向上や作業員の負担軽減を実現。北海道内のトンネル工事で効果を確認した結果、施工時間が約4分の3に短縮できたという。
 機械化施工技術には3ブームドリルジャンボを使用する。中央ブームでモルタルを注入し、残る二つのブームで穿孔とロックボルトの挿入を行う。トンネル工事全体の3分の1を占めるといわれるロックボルトの施工時間が大幅に短縮できる。
 北海道で施工中の「日高自動車道新冠町大狩部トンネル工事」(北海道開発局発注、施工は鹿島・宮坂建設工業特定JV)で効果を確認したところ、1サイクル(奥行き1メートル)当たり26本のロックボルト(延長6メートル)挿入が75分で完了。人力に比べ約4分の3に短縮できたという。肌落ちの危険性が潜む切羽近くでの人力作業も最小限で済むため、安全性が格段に上がった。
 今後、ドリルジャンボの改良を重ね、他のトンネル工事にも適用する方針。独自開発した穿孔誘導システム「モールス」とも連携させて、さらなる施工効率の向上を目指す。

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