行政・団体

このエントリーをはてなブックマークに追加 文字サイズ 

土木学会/7月7日までイベント「D&Iウィーク」/人材多様性や働き方改革を発信  [2018年7月5日2面]

会員が作成したD&Iの取り組みを紹介するポスター

 土木学会は7日までを「ダイバーシティーとインクルージョンを考えるD&Iウィーク」と称し、東京・四谷の本部で土木界が取り組む人材多様性や働き方改革を情報発信するイベントを開催している。2日にはD&Iフォーラム「多様性が生産性を高める-土木界の働き方改革」が開かれ、佐藤博樹中央大大学院戦略経営研究科教授の講演とパネルディスカッションが行われた。
 冒頭、塚田幸広専務理事は「10年前から女性会員の数は3.6倍に増えた。活動が広まりつつあると実感する。今後も学会として異分野の専門家や市民などいろんな立場の人が集まる場を提供していく。議論が深まることを望む」とあいさつした。
 続いて土木学会ダイバーシティ推進委員会幹事長の米山賢氏(建設技術研究所)が14年目を迎える女性活躍推進とダイバーシティー関連の委員会活動を紹介。15年に発表した多様な人材が働きやすい環境づくりを推進する「D&I行動宣言」に沿って、フォーラムの開催や情報発信などに取り組んでいることを説明した。
 講演では、佐藤教授が実例を交えながら企業が目指すべきダイバーシティー経営を解説した。働き方改革は長時間労働の解消が目的ではなく、さまざまな事情を抱える人が能力を発揮できるダイバーシティー経営の土台づくりだと指摘。時間当たり生産性を重視したマネジメント、週2日の定時退社などメリハリのある働き方、仕事以外の生活充実といった提案を行った。
 パネルディスカッションには、佐藤教授に加えて長谷川伸一パシフィックコンサルタンツ会長、須田久美子鹿島土木管理本部土木企画部ダイバーシティ・働き方改革担当部長が参加し、各社のプレゼンテーションを元に議論を展開した。会の締めくくりには、参加者が各自の行動宣言を作成した。
 D&Iウィークでは、ダイバーシティ推進委員会メンバーが参加するカフェ(6日まで)、ポスター・資料の展示などを行っている。

この記事へコメント

メールアドレスが公開されることはありません。