論説・コラム

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回転窓/水災害への耐久性  [2018年7月10日1面]

 気象庁が厳重な警戒を呼び掛けていたにもかかわらず、西日本を中心に降り続いた記録的な大雨は広い範囲に甚大な被害をもたらした▼各地で河川の氾濫や土砂崩れが発生。濁流にのまれた家屋や逃げ遅れて屋根で救助を待つ人々、大量の土砂で寸断された道路や崩壊した橋など、被災地のもようを伝える映像や画像に言葉を失った方も多かろう▼数十年に一度の重大な災害が発生する恐れが高まっているとして、8日までに気象庁から大雨特別警報が出された地域は11府県に上った。豪雨災害は毎年のように起きているが、予測できないほどの勢いで雨の降り方が激変していると認識しなければならない▼国土交通省が8日に開いた「非常災害対策本部会議」で石井啓一国交相は、被災者の救出・救援に全力で当たることや応急復旧対応に関係機関と一体で取り組むことを指示。仮設住宅の確保など住環境について先手先手で準備を進める方針も示した▼豪雨被害が発生するたび、頭に浮かぶ言葉がある。「水災害への耐久性を底上げしなければならない」。かつて地球温暖化問題と水害の関係を取材した専門家の指摘である。

コメント

  • y.toumoto より:

    水辺の環境保全を唱える団体は、人間との共生をもっと考えるべきである。また、役人もしんどいことから逃げずに、河川インフラ整備と自然環境の保全の折り合いを付けていくべきである。日本は災害列島であり、そこから人民をどうやって守るか、どうやって自然環境の創造と保全に努めていくか。国民全体での議論も必要ではないかと感じる。

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