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アジア航測ら/鉄道橋梁の維持管理を効率化/3Dモデルと写真で変状箇所特定  [2018年7月11日3面]

 アジア航測はJR西日本、ジェイアール西日本コンサルタンツと共同で、鉄道橋梁の3次元(3D)モデルを活用した維持管理システム「BBMAPS(ブリッジ・ベース・マップ・プロット・システム)」を開発した。建設当初の設計図面から製作した3Dモデルを共通管理図(基図)とし、検査ごとに撮影した写真とモデルを重ね合わせ、変状箇所などを特定する。橋梁の検査・補修の履歴を効率的に記録・保存できることから、維持管理作業の高度化に役立つ。
 3社は、15年3月に開業した北陸新幹線のコンクリート高架橋やコンクリート橋の全般検査に「BBMAPS」を試行・導入している。現在は実用性の検証・評価と、必要な改良作業を進めている。
 BBMAPSは、写真上で判読した変状や補修箇所を正確な位置・大きさで基図に反映することができるシステムで、変状の発生と補修後の解消履歴の保存・記録を合わせて行える。進行性変状の時系列管理が可能で、現場作業用のタブレット端末からも履歴を見ることができるため、検査員が交代しても問題箇所の把握とその後の対応の判断を円滑に進められる利点がある。
 アジア航測は、国土交通省が3月に作成した「点検記録作成支援ロボットを用いた3次元成果品納品マニュアル(橋梁編)(案)」を踏まえた有効なツールの一つとしてBBMAPSを位置付け、多様な分野への展開に向けて検討を進めていく。

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