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清水建設、北海道大学/鉄筋コンクリートの代替材料を共同研究/21年度以降本格着手  [2018年7月12日3面]

会見する井上社長〈右〉と名和総長

 清水建設と北海道大学は、鉄筋コンクリートに代わる新素材として「ロジックス構造材」の共同研究に着手する。コンクリートのひび割れや鉄筋の腐食を考慮しなくて済む新素材を開発することで、過酷な条件下でも建設可能な構造物を生み出す。本年度から3カ年でコンクリートの劣化原因を探り、新素材の開発に役立てる。21年度以降に本格的な開発を進める。
 共同研究は基礎段階と位置付ける第1フェーズと、新素材の開発を行う第2フェーズに分けて進める。第1フェーズでは、コンクリートの分子状態を時間経過ごとにシミュレーションできる技術を開発する。シミュレーションを通じてひび割れや鉄筋腐食の発生原因を究明した上で、新素材の開発につなげる。
 研究体制は6グループで構成。清水建設は研究員を各グループに2~3人配属する。20年度までの研究費は3億円を見込む。北大が保有する材料研究の知見と最新鋭の分析設備を駆使して、新素材の実用化を目指す。
 11日に東京・京橋の本社で会見した井上和幸清水建設社長は「共同研究で大きな成果を期待したい」とコメント。北大の名和豊春総長も「新素材の開発を成功させ日本の建設業界に貢献したい」と述べた。同社によると、今後10年程度で新素材の実用化にこぎ着けたいとしている。

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