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三井不、日建設計/千葉県柏市内にクールツリー設置/真夏の屋外も快適環境  [2018年7月23日3面]

柏の葉キャンパス地区に設置した屋外用木造ベンチ「クールツリー」

 三井不動産と日建設計は20日、千葉県柏市の柏の葉キャンパス地区に屋外用木造ベンチ「クールツリー」=写真=を設置した。直射日光を遮る格子状の部材が日よけになり、人が近づくと霧状の水を放出する。夏場の屋外で涼しさを提供するクールスポットとして、周辺住民らの憩いの場となりそうだ。
 クールツリーは、千葉県や三井不動産ら産学官で進める市街地開発「柏の葉スマートシティ」内の広場に設置されている。人が近づくとミストを自動放出。気化熱を利用して体感温度を下げ、涼しさを感じてもらう。構造材には国産のスギやヒノキを使用。六角形になるよう組み合わせ、ベンチ同士が隙間なく配置できるのも特徴だ。
 動力には1時間当たり10キロワット程度(晴天時)の発電量を持つ太陽光発電を利用。稼働時間をIoT(モノのインターネット)でコントロールし、省エネルギー化を実現している。サイズは高さ約3メートル、直径約7・7メートル。日建設計、銘建工業(岡山県真庭市、中島浩一郎社長)、光栄(大阪市西区、阪上丈一社長)、村田製作所の4社が共同開発し、最短1日で設置できるという。
 柏の葉スマートシティには来年9月まで設置する予定で、1年かけて効果を検証する。日建設計によると、引き合いがあれば販売するとしている。

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