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ピーエス三菱/構造物のドローン測量を実用化へ/出来形管理の多重化想定  [2018年7月31日3面]

ドローン測量研修会では飛行・撮影方法を実地で学んだ=24日、千葉県富津市のピーエスケー研修所で

 ピーエス三菱は、ドローン(小型無人機)を活用して橋梁上部工などの構造物を測量する手法の実用化を目指している。ドローンで撮影した静止画から構造物を3次元(3D)モデル化し、客観的に構造物の位置や形状を測量する。同社の工事検査員が施工途中の出来形管理に使用したり、測量機器による測量結果のチェックに利用したりすることを想定している。
 ドローンの操作と撮影は同社職員が担当する。高度な専門技術が必要な画像解析と精度検証は、三菱マテリアルテクノ(東京都台東区、安在宏明社長)が手掛ける連携体制を構築する。実用化への第一歩として全国の工事検査員を集め、24日に千葉県富津市でドローン測量研修会を開催した。
 ピーエス三菱の子会社・ピーエスケー(東京都中央区、廣岡政之社長)の研修所で開かれた研修会には15人が参加。ドローン計測に関する法律や制度、飛行許可の申請方法などについて学んだ。橋梁計測に特化した飛行・撮影方法も訓練した。
 ドローンによる測量で出来形管理の精度を高める。通常の手法で測定した社内管理結果をドローン測量で点検することで、社内管理値の信頼性を高める。こうした対策を技術提案に盛り込み、発注者にアピールしていく。
 国土交通省が推進する建設工事の生産性向上策i-Constructionでは、土工工事でドローンを使った測量方法が標準化されている。今後の構造物の出来形管理への適用を見据え、ドローン測量を担う技術者を養成していく。同時に、ICT(情報通信技術)とPCa(プレキャスト・コンクリート)を融合した「i-Bridge」(アイ・ブリッジ)に対応した技術開発を進める。

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