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Jヴィレッジ(福島県楢葉町、広野町)/一部営業を再開/復興のシンボルに  [2018年7月31日4面]

完成したセンターハウス〈右〉と新宿泊棟

関係者と地元小・中学生選手

 サッカーのナショナルトレーニング施設「Jヴィレッジ」(福島県楢葉町・広野町)が28日に一部営業を再開し、スタジアムで記念式典が開かれた。運営会社Jヴィレッジの社長を務める内堀雅雄福島県知事は「子どもたちの声が響き、世界のアスリートが集う施設が戻ってきた。どんな困難も克服できる福島県復興のシンボルとなる」と語った。=1面参照
 式典には招待者と一般客を合わせて約1000人が出席し、施設再開の門出を祝った。日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長、サッカー日本代表の森保一監督、吉野正芳復興相らが出席。JFAの名誉総裁を務める高円宮妃久子さまも臨席された。
 久子さまは「この施設が再びにぎわいを取り戻し、地域の明るい希望の架け橋となることを願っている」と述べられた。田嶋会長は「Jヴィレッジは日本サッカーの発展にとって欠かせない存在だった。それがより素晴らしい形で施設が帰ってきたことをうれしく思う」とあいさつした。
 森保監督は「日本代表もこの施設に来て、活動することもあると思う。そのときには多くの方に見ていただき、ここからサッカーを発信していきたい」と意欲を見せた。吉野復興相は「この施設の再始動を契機に、福島復興が着実に進んでいることを国内外に知っていただきたいと強く願っている」と話した。
 所在地は楢葉町山田岡美し森8ほか。今回完成した施設は、原状復帰工事はスタジアム(建物部分RC造2階建て一部平屋延べ1万9006平方メートル)や、センターハウス(S・RC造4階建て一部平屋延べ1万1153平方メートル)、グラウンド6面(うち天然芝5面)など。新宿泊棟(S造8建て延べ5420平方メートル)は新築された。
 今後は県が発注し、基本設計を梓設計、実施設計・施工を前田建設・佐藤総合計画JVが担当する「全天候型練習場」(S造2階建て延べ1万1168平方メートル)が今秋に開業する。19年4月にはグラウンド3面(うち天然芝2面)が開業し全面オープンとなる。周辺ではJR東日本が常磐線新駅となる「Jヴィレッジ駅(仮称)」の建設工事にも着手しており、19年4月の開業を予定している。

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