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九州整備局/立野ダム本体工事(熊本県南阿蘇村)が起工/施工は西松建設JV  [2018年8月7日15面]

完成イメージ

関係者らが鍬入れ

宮崎文秀所長(西松建設)

 九州地方整備局が白川沿川の洪水被害の防止・軽減を目的に計画している洪水調節専用ダム(流水型ダム)「立野ダム」が本体着工を迎え5日、熊本県南阿蘇村立野の建設地で起工式が開かれた。約200人が出席。関係者や地元の小中学生が鍬入れを行い、工事の安全と円滑な進捗(しんちょく)を祈念した。1期工事の施工は西松建設・安藤ハザマ・青木あすなろ建設JVが担当。22年度の完成を目指す。
 式の冒頭、九州整備局の伊勢田敏局長は「河川激甚災害対策特別緊急事業(激特事業)で進めている河川整備と立野ダムの洪水調節により2012年7月の九州北部豪雨と同規模の洪水を安全に流す対策が完了する。22年度の完成に向け着実に事業を進めることを誓う」などと式辞。
 国土交通省の井上智夫治水課長は「本事業の完成が流域の安全・安心の向上に大いに貢献する」とあいさつし、来賓祝辞で蒲島郁夫熊本県知事は「立野ダムの早期完成が下流域の市町村からも望まれている」と述べた。
 鵜木和博立野ダム工事事務所長の事業経過報告などに次いで施工者を代表して西松建設の高瀬伸利社長は「JV構成3社の技術と経験を結集し、職員一丸となって高品質のダムを工期内に無事故・無災害で引き渡しできるよう取り組む。環境にも十分配慮して工事を進める」と決意表明した。
 立野ダムは曲線重力式コンクリートダム、堤高87メートル、堤頂長197メートル、堤体積約40万立方メートル、貯留容量約1000万立方メートル。今後約2年かけて基礎掘削を行い、20年度から本体コンクリート打設を開始する予定。総事業費は約917億円。熊本地震の影響により本体着工は約1年遅れたが、当初計画通り22年度中の完成を目指す。
 □宮崎文秀工事事務所長(西松建設)の話□
 「1日でも早くダムを完成させ、洪水による被害の防止・軽減に貢献したい。国土交通省と連携し工事中に地域を盛り上げる活動に取り組み、完成後にも地域を盛り上げられるような仕組みづくりに積極的に関わっていきたい」。

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