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五洋建設/シンガポールで大型道路トンネル工事受注/JVで642億円  [2018年8月7日3面]

 五洋建設は6日、シンガポールで進むノースサウスコリドー高速道路(NSC)プロジェクトで、大型トンネル工事をバッシーソレタンシュシンガポールとのJVで受注したと発表した。全長1キロ、片側4車線の地下工区「N105工区」で、受注総額は約642億円。うち五洋建設分は約373億円。2026年11月の完成を目指す。
 工事は「ノースサウスコリドー高速道路N105工事」で、シンガポール陸上交通庁(LTA)から受注した。主な工事内容は道路迂回(うかい)工13回、連続地中壁工11万2000立方メートル、場所打ち杭工330本、地盤改良工2万2000立方メートル、掘削・山留め工69万3000立方メートル、トンネル躯体工・舗装工18万立方メートル、防水工5万9000平方メートル。
 NSCは同国を南北に縦断する全長約21・5キロで、北側は高架橋、南側は市街地の一般道路の地下に道路を建設する。N105工区は南側の地下区間。地上部は病院や学校、ショッピングセンターなどの建物が隣接する交通量の多い繁華街に位置する。地下部分では工区内を既設の地下鉄(MRT)が横断。MRTと高速道路が交差する箇所があるため、技術的に難しいとされる。
 施工者を決める入札では、価格よりも技術(設計・施工方法)面にウエートを置く選考方法が採用され、同社の高い技術提案が評価につながった。同社はLTA発注のMRTトムソンイーストコースト線のオーチャード駅舎とトンネル2本を建設する「T219工区」もバッシーソレタンシュシンガポールと共同で施工中。この工区での高水準の施工管理や安全管理の実績も評価された。

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