工事・計画

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東京都/千客万来施設建設用地(江東区)臨時活用検討支援業務入札公告  [2018年8月8日4面]

開業を控えた豊洲市場の水産仲卸売場棟(中央区晴海側から撮影、7月17日)

 東京都は、10月11日開業予定の豊洲新中央卸売市場(江東区豊洲6)に隣接する千客万来施設の建設用地について、施設開業までの臨時活用の検討に乗りだす。にぎわい創出のため19年度から実施するイベントの内容や、同年度以降に整備する仮設施設の検討などを進める。仮設施設の整備・運営手法は公設公営に限らず、民間活力の導入も視野に入れる。
 千客万来施設は豊洲市場の青果棟が位置する5街区と、水産仲卸売場棟がある6街区に整備を計画している大型商業施設。都は6街区を先行整備する方針で、万葉倶楽部(神奈川県小田原市、高橋理社長)を代表者とするグループを開発事業者に選定している。
 6街区の工事は2020年東京五輪の終了後に開始する。その間のにぎわい創出、豊洲地区のブランド力向上につながるイベント運営のほか、建設用地を活用した仮設施設整備などを検討する。
 支援業務を委託するため都中央卸売市場は7日、「千客万来施設事業用地におけるにぎわい創出に係る企画内容等の検討支援業務」の希望制指名競争入札を公告した。17日まで参加申請を受け付ける。開札は29日。「市場・補償鑑定関係調査業務」でA、B、Cいずれかの等級に格付けされている業者が参加できる。
 仮設施設整備のための敷地面積は3000平方メートルを想定。豊洲の場外市場としての機能を持たせ、集客のためのコンテンツの充実も図る。整備・運営手法の検討では公設公営、公設民営、民設民営などの事例を調べる。イベント向けの敷地は1万平方メートル程度を確保する。テーマは食、スポーツなど。仮設施設との連動や東京五輪との関連性にも配慮し、1日当たり5000人以上の集客が見込める企画を検討する。履行期限は12月27日。
 当初計画によると6街区は17年1月に着工し、今年8月に商業ゾーン(延べ1万9200平方メートル)、19年8月には温泉・ホテルゾーン(延べ2万2700平方メートル)をそれぞれ開業する予定だった。築地市場(中央区築地)の豊洲移転の延期に加え、移転後の跡地再開発への懸念から調整が難航。開発事業者の変更も危ぶまれたが、5月31日に同社が事業継続の意思を示し、五輪後の早期着工で合意した。

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