行政・団体

このエントリーをはてなブックマークに追加 文字サイズ 

国交省/国債積極活用、4~6月工事稼働件数増加/施工時期平準化に有効  [2018年8月10日1面]

 国庫債務負担行為(国債)を積極活用する施工時期の平準化策が効果を上げている。国土交通省直轄工事の稼働件数をみると、16年度当初予算で約700億円の国債を設定した結果、17年4~6月の平均で約5400件。17年度は約2900億円を計上し、18年4~6月で約5900件と大幅に増加した。閑散期の工事稼働は改善、国債活用が平準化に寄与している。=2面に関連記事
 国交省は年度末の繁忙期に工期が到来するのを避け、閑散期とされる次年度の4月から6月ごろまで工事を行えるような財政上の措置として、国債を積極活用している。2カ年国債を15年度予算で約200億円設定したところ、16年4~6月の工事稼働は約5300件。16年度予算では約700億円を設定し、17年4~6月が約5400件となった。
 17年度予算では、当該年度の支出を伴わずに次年度分の公共工事を先取りで発注できるゼロ国債を当初予算に初めて計上。約2900億円(2カ年国債1492億円、ゼロ国債1413億円)の国債を設定した結果、18年4~6月の工事稼働件数は前年同期より約500件増え約5900件に上った。
 国交省は18年度も当初予算で国債を活用した施工時期の平準化措置を継続。2カ年国債の規模を1740億円に増額し、ゼロ国債も1345億円とした。4~6月の施工量を増やすことで、建設業の働き方改革の推進や建設現場の生産性向上に役立てる考えだ。

この記事へコメント

メールアドレスが公開されることはありません。

インフラ・ビジネス最前線―ODAの戦略的活用
 途上国や新興国で日本の民間企業が行うイ...続きを読む
建設業で本当にあった59話の心温まる物語
およそ500万人が働く建設業界。それぞれ...続きを読む
作業現場が危ない?!熱中症予防・対策マニュアル
熱中症は、早期の対処で重症化を防げる疾患...続きを読む
中小企業の事業性を向上させる税理士の経営支援
身近な専門家である税理士の支援を受け、中...続きを読む
DVD 道路工事の労働災害・公衆災害
安全教育用DVD「つくる!安全現場の一年...続きを読む