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国交省/技術者DB統合へ検討着手/実績・成績や保有資格など各種情報結ぶ  [2018年8月10日2面]

 ◇若手実績評価し担い手確保
 国土交通省は工事・業務の実績や保有資格といった技術者に関する各種データベース(DB)の統合を検討する。技術者一人一人に付与するIDを介して各種DBを結んでいくイメージ。技術者の多様な実績・成績や保有資格、継続能力開発(CPD)単位などを総合的に評価。若手技術者が担当技術者として従事した実績評価に活用するなど、技術者の担い手確保にもつなげる。
 4月に公表した有識者会議の提言「今後の発注者のあり方に関する中間とりまとめ」には、技術者の多様な業務や実績、保有資格、表彰などを総合的に評価し、発注者や所属企業が技術者育成につながる技術者評価の仕組みや資格制度の構築を検討すべきだとしている。測量・調査・設計業務や工事などに従事する技術者に関するDBを統合運用することも明記されている。
 これを受け国交省は18年度、各種技術者DBの統合を目指して検討する。工事・業務の実績や保有資格、CPD単位の取得などの情報は現在、それぞれの情報システム内で限定的に閲覧・利活用されている。同省では技術者に共通IDを付与し、各種DBを結んでいくような運用を想定している。
 技術者評価の活用例として、▽公共事業に携わる技術者の多様な実績・成績や保有資格、表彰などを総合的に評価▽若手技術者の配置促進を図るため、担当技術者としての従事実績の評価▽多様な入札契約方式の円滑な実施のため、発注者は高度なマネジメント業務である事業促進PPP、PM/CM業務、技術提案交渉方式の実績を蓄積・評価-などを挙げている。
 現在、工事・業務の実績データとしては、日本建設情報総合センター(JACIC)が運営する工事実績情報システム(コリンズ)と業務実績情報システム(テクリス)がある。技術者資格としては土木施工管理技士など。
 CPDでは土木学会のCPD制度や全国土木施工管理技士会連合会のCPDSがある。

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