工事・計画

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国交省官庁営繕部/新国立公文書館新築設計(東京都千代田区)/日建設計に  [2018年8月10日4面]

国立公文書館が入る複合施設を建設する憲政記念館の敷地位置図

 国土交通省官庁営繕部は9日、「新たな国立公文書館新築(18)設計業務」の公募型プロポーザル(WTO対象)で日建設計を委託先に選定したと発表した。プロポーザルには同者を含め6者が参加、うち1者は辞退した。
 東京・永田町にある憲政記念館を取り壊し、延べ4・2万平方メートルの国立公文書館の新館と憲政記念館の合築施設を整備するため、基本・実施設計を委託する。建設地は国会議事堂の前庭にある憲政記念館敷地(東京都千代田区永田町1の1の1、敷地面積5・5ヘクタール)。
 建物は地下4階地上3階建ての規模。床面積は国立公文書館約3万平方メートル(うち書庫は8000平方メートル)、憲政記念館約6000~7000平方メートル、このほか地下の一部に駐車場も設ける。地下工事では経済的、合理的な山留め壁工法を採用する方針だ。設計業務の履行期間は21年3月30日まで。
 政府がまとめた基本計画によると、工事費は約480億円。設計と施工に約8年半を想定し、21年度の着工、26年度の完成・開館を目指している。
 国立公文書館は歴史的に重要な公文書を収集、保管する。現在は皇居前の北の丸公園に本館、分館が茨城県つくば市にある。19年度中に蔵書量が収容限度を超える見込み。新館は多くの国民が利用する展示・閲覧を中心とした総合的施設、本館は行政官向けの学習拠点と研究者向け書庫、分館は保存に特化した施設とする。

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