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YKKAP/軽量アルミフェンスの提案を強化/地震時の倒壊被害抑制  [2018年8月22日1面]

 YKKAPは、地震で倒壊の恐れがあるブロック塀に代わる製品として、軽量アルミ形材フェンスの提案活動を強化している。6月の大阪北部地震でブロック塀による人的被害が生じて以降、関西を中心に製品出荷が増加。ブロック塀にはない軽さやデザインの多様性、施工のしやすさなどをアピールし、倒壊被害を抑制する製品として販売拡大を図っている。
 同社のフェンスは100種類余りのデザインがある。アルミ形材の軽量フェンスでは、植栽と調和する木目調デザインの「ルシアス」や、シンプルな外観の「シンプレオ」などが売れ筋という。ルシアスは木目調デザインが特徴の製品群。軽量アルミフェンスの「ルシアススクリーンフェンス」には、壁の向こうを見通すことができ、防犯性を確保できるルーバータイプ=写真=もある。
 アルミ形材の塀は以前から市場に出回っていたが、高さ1メートル弱の製品を土台となるコンクリートブロックに据え付けるタイプが多かった。設置に手間がかかる上、高さが自由に調整できない、デザインが限られるなどの理由から浸透していなかった。
 近年、災害対策需要の高まりも追い風となり製品の種類やデザインが増加。ブロック塀の更新費用を補助する地方公共団体の動きもあり、急速に普及した。同社は「10年ほど前からアルミフェンスのラインアップを増やしてきた」(広報室)という。
 同社は昨春、フェンスなどエクステリア事業の展開を強化する方針を打ち出した。事業戦略部門の一つとして「エクステリア本部」を新設。展示会への出展攻勢を強めると同時に新製品の投入などで、営業活動を強化している。

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