工事・計画

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西新宿三丁目西地区再開発(東京都新宿区)/都がアセス書案縦覧開始/準備組合  [2018年8月28日4面]

新宿区景観まちづくり審議会が公表している再開発ビルの完成イメージ

北棟の低層・地上部

 ◇基本設計は梓設計
 東京都は27日、新宿区の「西新宿三丁目西地区市街地再開発準備組合」(八木秀夫理事長)が計画している第1種市街地再開発事業の環境影響評価(環境アセス)書案の縦覧を開始した。都庁南西の甲州街道(国道20号)沿いの4・8ヘクタールに最高高さ235メートルのツインタワーを整備する計画で、準備組合は基本設計を梓設計に委託した。18年度の都市計画決定、19年度の組合設立を目指す。
 計画地は新宿区西新宿3の11の12ほか(計画地面積4・8ヘクタール、敷地面積2・98ヘクタール)。敷地北東側に区立新宿中央公園と都庁、東側には新宿パークタワー、西側にNTT東日本新宿本社ビル、東京オペラシティ、新国立劇場などが立地する。地区内の狭い街路や建物を再編し、防災性とにぎわい、景観などの向上を図る。
 住戸数1650戸の共同住宅が入る北棟(RC造地下2階地上65階建て延べ18万1600平方メートル)と、1550戸の南棟(RC造地下2階地上65階建て延べ20万3100平方メートル)を建設する。両棟の低層部には駐車場、業務・商業施設を配置する。
 敷地東側の十二社通り沿いには別棟1(RC造地下1階地上10階建て延べ3700平方メートル)と、同2(RC造9階建て延べ1500平方メートル)を設け、商業施設などとして運営する。計画地と近隣のNTT東日本本社ビル、東京オペラシティとつながる歩行者デッキも構築する計画だ。
 19年度の組合設立後、20年度の権利変換計画認可を想定する。予定工期は21~28年度。南棟部分の既存施設解体工事から着手する。
 再開発には事業推進協力者(参加組合員予定者)として野村不動産、住友商事、東京建物、首都圏不燃建築公社の4者が参画。事業コンサルタントを佐藤不動産鑑定コンサルティング(都市計画関係は上野計画事務所)が担当する。事業協力者は前田建設。
 準備組合によると、基本設計の取りまとめは本年度から梓設計に任せる。これまで設計業務を担っていた石本建築事務所には、引き続き基本設計作成に必要な協力を依頼する。
 都庁での環境アセス書案の縦覧は9月25日まで。アセス書案策定のための調査は環境管理センターが担当した。

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