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上熊本ハイツ建替(熊本市)/被災マンション再建初弾が起工、20年4月完成へ/組合  [2018年8月28日4面]

アトラス上熊本の完成イメージ

鎌を入れる福田司明氏

鍬を入れる兒玉芳樹氏

鋤を入れる早田倫明氏

杭を打ち込む湯上聡氏(中央奥)と介添えの渕上雅英氏

 上熊本ハイツマンション建替組合(福田司明理事長)が熊本市西区で計画している「上熊本ハイツ」の建て替え事業の起工式が27日、現地で開かれた。16年4月の熊本地震で被災したマンションのうち、住民主体で再建する初弾案件。関係者が多数出席し、20年4月の竣工に向けて工事の安全を祈願した。
 基本・実施設計と監理は雅禧建築設計事務所(福岡市中央区)、施工は福田組が担当。参加組合員として旭化成不動産レジデンスが参画している。
 神事では福田理事長が鎌入れを、旭化成不動産レジデンスの兒玉芳樹専務開発営業本部長が鍬入れを、雅禧建築設計事務所の早田倫明代表取締役が鋤入れを行った。杭打ちの儀では福田組九州支店の湯上聡支店長が渕上雅英作業所長の介添えにより、力強く起工の杭を打ち込んだ。
 式典後、福田理事長は「地震直後の熊本市の応急危険度判定で『全壊』の判定を受けた後、ここにたどり着くまで市をはじめ多くの皆さまに大変お世話になった。20年春の竣工を目指して工事中の安全を祈念する」とあいさつ。兒玉専務は「本計画のコンセプトである『希望をかたちに。未来へ繋ぐ。すまいの集合体』を必ず実現し、組合員の皆さまに喜んでいただけるよう全力を尽くす」と意気込みを語った。
 湯上支店長は「皆さま一人一人の熱い思いをしっかり受け止めて竣工まで無事故無災害で良い建物を納めたい」と述べた。
 建設地は上熊本1の215の5(敷地面積約0・7ヘクタール)。完成後の建物規模はRC造14階建て延べ約1万6300平方メートル。住戸数は184戸(うち非分譲72戸)。住居専有面積は39・9~101・6平方メートル(間取り1LDK~4LDK)。基本計画・デザイン監修は日建ハウジングシステムが担当している。
 災害対策として、防災井戸やマンホールトイレ、かまどベンチ、災害用浄水器などを配備。敷地西側の通り沿いに緑地帯を設けるほか、歩車分離やバリアフリーの動線計画などにより、多世代が安心・安全に暮らせる住環境を創出する。
 再建後の建物名称は「アトラス上熊本」。旭化成不動産レジデンスでは九州初のマンション建て替え事業となる。

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