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日刊建設工業新聞社が創刊90周年記念シンポ/「国のかたちを考える」テーマに議論  [2018年9月6日1面]

祝辞を述べる森次官

「建設産業は国民の生命線」と語る飯塚社長

 ◇建設産業の役割を再確認
 日刊建設工業新聞社(飯塚秀樹社長)は5日、創刊90周年を記念したシンポジウム「国のかたちを考える」を東京・内幸町のイイノホールで開いた。さまざまな分野で活躍する有識者による基調講演とトークセッションに続き、パネルディスカッションを実施。「これからの社会基盤づくり」をテーマに、人口減少や自然災害の激甚化など国が直面する課題を踏まえ、安心・安全で豊かな暮らしを実現するためのインフラ整備の在り方や、今後の建設産業に求められる役割などで意見を交わした。
 開会に当たり、飯塚社長は謝辞を述べた上で、頻発する自然災害で建設産業が果たす役割について改めて指摘。建設産業が国民の生命線であると同時に「この国のインフラそのものだ」との考えを示し、「今後も建設産業が最適で最良の社会基盤を創り出せるリーディング産業であることを掲げながら、専門紙の責任と役割を果たしていく」と決意表明した。
 来賓を代表してあいさつした国土交通省の森昌文事務次官は「日本の活力を支える建設産業の環境改善を進める上で、世の中の意見をまとめ、広く発信する日刊建設工業新聞の役割は非常に大きい。本日の成果をこれからの『国のかたち』として、国土交通行政の政策に反映させていただきたい」と祝辞を述べた。
 シンポジウム前半は、新進気鋭のロボットクリエーター・高橋智隆氏による「ロボット時代の創造」と題した記念講演、ベストセラー作品『漫画 君たちはどう生きるか』を描いた漫画家・羽賀翔一氏のトークセッションが行われた。
 後半には野村総合研究所の増田寛也顧問が「人口減少時代を生き抜く知恵」、小西美術工芸社のデービッド・アトキンソン社長が「日本が元気になる新・観光立国論」と題して基調講演し、日本の成長戦略などについて持論を展開した。
 続いて行われたパネルディスカッションでは、増田、アトキンソンの両氏のほか、東京大学工学研究科の羽藤英二教授、東京工業大学環境・社会理工学院の真田純子准教授らがパネリスト、フリーキャスターで千葉大学客員教授の木場弘子さんがモデレーターとして登壇。今後の社会基盤づくりなどについて議論した。

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