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国交省/海外進出支援、ガーナ・インドに照準/新たなビジネスモデル検討  [2018年9月13日1面]

 国土交通省は19年度に建設会社の海外進出をさらに後押しする。ガーナとインドを新市場に想定し、新分野への展開を図る先導的な取り組みを支援。課題の抽出や留意点を整理し新たなビジネスモデルを検討する。中堅・中小の進出意欲が高いフィリピンとベトナムを対象に、帰国する技能実習生や留学生の活用事例を収集し広く共有。日本企業と帰国者とのマッチングを行うなど、外国人材の活用に向けた環境整備も進める。
 19年度予算の概算要求で、建設企業の新たな海外ビジネスモデルを推進する経費として40百万円(新しい日本のための優先課題推進枠)を新規計上した。新市場・新分野への参入や、外国人材の育成・活用などに取り組み、新たなビジネス機会の創出につなげる。
 新たな進出国として、アフリカ市場のガーナと南アジア市場のインドを想定。他国企業も含め具体的な進出・取り組み事例を収集し、日本企業の進出可能性を分析した上で、進出する際の競争力強化に向けた戦略を検討する。
 アフリカなど新市場への進出や、保有技術を活用したフィービジネスの展開など、日本の強みや競争力を発揮し新市場・新分野に展開する先導的な取り組みをモデル事業として支援する。新たなビジネスモデルを展開する際の課題の抽出や解決策の検討、留意点の整理を行う。こうして得られたモデル事業の成果をセミナーなどで紹介。情報発信を通じてノウハウを水平展開する。
 中堅・中小の建設会社では、外国人材の確保・育成が海外進出の課題となっている。国交省は人材育成に関するノウハウの共有や人材活用の前提となる環境の整備を進め、中堅・中小の海外進出をさらに促す。
 外国人材の育成を効果的に行う事例を収集・分析するとともに、活用に関する先行的な取り組みをモデル的に支援する。モデル対象としては、帰国後の技能実習生などを現地駐在員に活用、現地拠点の設立に向けた留学生の採用といった取り組みをイメージ。事例集を作成し、取り組みを広く共有する。
 外国人材の活用に向けた環境も整える。帰国する外国人材と、海外進出を具体的に進める日本企業とのマッチングを国内で実施。さらに現地では、相手国政府や教育機関などと連携した人材マッチングも行う。

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