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国交省/官庁営繕優良工事従事者名を「銘板」「名簿」に/やりがい・魅力発信へ  [2018年9月13日2面]

 国土交通省は、官庁営繕工事で優良工事表彰を受けた工事に従事した技術者・技能者の名前を残す取り組みを進める。建設業の担い手確保・育成策の一環。従事者名を記した「銘板」の設置と「名簿」の公表を行う。技能者たちの功績を顕彰するとともに、建設業のやりがいと魅力の発信につなげる。
 国交省は技術・品質の向上、円滑な事業の推進を目的に、官房官庁営繕部の発注工事のうち施工に優れ、他の模範となるものを優良工事として選定し表彰している。18年度は、▽経済産業省総合庁舎別館改修(16)機械設備その他工事=高砂熱学工業▽中央合同庁舎第5号館改修(16)電気設備工事=ユアテック▽国立国会図書館東京本館改修(16)電気設備工事=日本電設工業-の3件が受賞した。
 官庁営繕部は優良工事の施工に従事した技術者・技能者を対象に、個人名の掲載を承諾した人の銘板の設置と名簿を17年度に開始。18年度も引き続き取り組む。
 銘板には主任技術者や職長以上の氏名を記載。それ以外の工事関係情報は銘板サイズ(A3判)に収まる範囲内で設置企業が自由に選べる。設置は受賞者が希望し、管理官署の了承が条件。費用は施工企業が負担する。受賞3者は現在、設置の検討を進めている。
 名簿は原則すべての工事関係者を対象に、企業名、担当工種、役職、氏名を官庁営繕部のホームページ(http://www.mlit.go.jp/gobuild/ginoushatoukenshou.html)に載せる。18年度は経産省別館改修工事で33人、5号館改修工事は44人、国会図書館改修工事で58人を掲載した名簿を12日に公表した。
 一部の地方整備局ではこうした取り組みを検討中。官庁営繕部は都道府県などにも紹介し、広げていきたい考えだ。
 住田浩典官庁営繕部長は「現場で働く一人一人にスポットを当てることで、建設の仕事に対する誇りや自信を持ってもらいたい。建設業の魅力ややりがいを発信し、若者たちが建設業を目指すモチベーションにつながることを期待している」と話している。

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