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五洋建設/本社に入退場管理システム導入/カラービットで自動認識しゲート開閉  [2018年9月18日3面]

本社ビルの正面玄関に設置したセキュリティーゲート

 五洋建設は14日、東京都文京区の本社ビルに入退場管理システムを導入したと発表した。自動認識技術の開発を手掛けるビーコア(東京都千代田区、水野廉郎社長)の自動認証コード(カラービット)を使用。ゲートを通過する際に、IDカード(社員証兼用)をかざさなくてもセンサーで本人確認を行い、ゲートが自動開閉する。荷物などで両手がふさがった状態でも立ち止まらずに入退場できる。
 システムは、カラービットをプリントしたIDカード、歩行しながら非接触でコードを読み取るパナソニック製のセンサーカメラ、これらと連動するクマヒラ(東京都中央区、熊平雅人代表取締役会長)のセキュリティーゲートで構成する。
 カラービットは、3色のセルの並び順を画像認識することによりコードに変換する。色の「位置」ではなく「変化」を読み取る。この機能により、正面玄関のゲートはIDカードをネックストラップで首にかけたまま通過しても、ゲートが自動開閉する。正面玄関以外のビルの出入り口は、ドア錠と連動したセンサーカメラでカラービットを読み取り、入退場する。
 IDカードは光学読み取りの非接触タイプで、同社の試算によると、ICチップなどを搭載した接触タイプに比べ、製作コストを約10分の1にできるという。
 社員や来訪者の入退場履歴はデータベースに記録され、入退場時間やルート、滞在時間を個別に把握できる。セキュリティーの向上に加え、労働時間管理や業務改善にも活用できる。
 国内全支店、国際部門の本社機能を置くシンガポールオフィスで順次導入を進める。建設現場への導入も積極的に進める。
 将来的には、建設キャリアアップシステムと連動した現場入場者の入退場管理や、作業員と重機などの動きをリアルタイムに計測するなどへの応用も視野に入れている。

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