行事

このエントリーをはてなブックマークに追加 文字サイズ 

東北整備局/成瀬ダム建設(秋田県東成瀬村)に着手/本体着工式開く  [2018年9月19日6面]

関係者による鍬入れ

着工号令

 東北地方整備局が建設を進めている成瀬ダムの本体着工式が15日、秋田県東成瀬村の現場で開かれた。工事関係者や地域住民など約300人が出席した。
 成瀬ダムは東成瀬村~横手市を流れる雄物川水系成瀬川の治水・利水などを目的とする多目的ダムで、規模は堤高114・5メートル、堤体積485万立方メートル、総貯水量7850万立方メートル。台形CSG型式を採用したダムとしては国内最大となる。総事業費は約1530億円。1983年に秋田県が実施計画調査を始め、91年に国直轄事業に移行。97年に事業着手し、本体工事に先駆けて国道342号付け替え工事や仮排水トンネル整備などを実施した。
 設計は日本工営、堤体打設工事(第1期)は鹿島・前田建設・竹中土木JV、原石山採取工事(第1期)は大成建設・佐藤工業・岩田地崎建設JV、監理業務は東北地域づくり協会・シビル設計・みちのくコンサルタント設計JVが担当する。
 式典では関係者22人が鍬入れを行い、工事着手の号令とともにダンプカーが稼働して着工を祝った。
 国土交通省水管理・国土保全局の井上智夫治水課長は「水害対策の一つとして、ダムによる治水・利水が有効だ。最新技術を取り入れながら、地域の役に立てるよう支援する」とあいさつ。雄物川水系・成瀬ダム建設促進期成同盟会会長の高橋大横手市長は「流域の受益自治体で協力して、ダムの活用を検討していく」と話した。佐々木哲男東成瀬村長は「交流人口が増え、村がにぎわうことを期待している」と述べた。
 成瀬ダム工事事務所の村山英俊事務所長は「地域の期待に応えられるよう、安全第一で早期完成を目指す。地域住民向けの現場見学会も開く」と抱負を述べた。

この記事へコメント

メールアドレスが公開されることはありません。

インフラ・ビジネス最前線―ODAの戦略的活用
 途上国や新興国で日本の民間企業が行うイ...続きを読む
建設業で本当にあった59話の心温まる物語
およそ500万人が働く建設業界。それぞれ...続きを読む
作業現場が危ない?!熱中症予防・対策マニュアル
熱中症は、早期の対処で重症化を防げる疾患...続きを読む
中小企業の事業性を向上させる税理士の経営支援
身近な専門家である税理士の支援を受け、中...続きを読む
DVD 道路工事の労働災害・公衆災害
安全教育用DVD「つくる!安全現場の一年...続きを読む