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北海道胆振東部地震/北海道が被害額まとめ/観光は292億円、農林水産は397億円  [2018年9月20日6面]

 北海道は、6日に発生した北海道胆振東部地震による観光業、農林水産業の被害額をまとめた。宿泊や交通費、飲食・土産物などを含めた観光消費影響額は15日現在で約292億円、農林水産は厚真町を中心とした土砂災害による林地や農地の被害など16日現在で約397億円の被害が出ている。
 観光被害のうち宿泊は、停電や公共交通機関の運休などが影響し、全道で94万2000件のキャンセルが生じ、被害額は約117億2500万円に達した。このほか観光・体験施設は6万9000人、約2億5000万円、フェリー・遊覧船は2万2000人、約4000万円、観光バスは4000人、約3億7400万円の影響が出た。
 宿泊施設や観光施設の被害は118件に上り、内訳は停電による商品の廃棄などが86件、ボイラーや配管などの設備破損が21件、天井や壁の損壊など建物被害が7件などとなっている。
 農林水産関係の被害額はは、厚真、むかわ、安平の3町を中心とした土砂災害の影響などで林業は約273億円、農業は約93億円、水産業は約9億円となった。
 林業は山腹の崩落などによる林地の荒廃が140カ所で約216億円、治山施設が12カ所で約9億円、林道損壊が119カ所で約47億円。農業は土砂災害による大量の土砂の流入、堆積などで農地被害は101カ所、約36億円、用排水路の損壊など農業用施設が196カ所、約57億円。水産関係ではむかわ町と日高町の3漁港で防波堤や岸壁破損の破損などが発生し、約9億円の被害が出た。
 調査は現在も継続中のため、被害額はさらに増える見通しだ。

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