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日建連/土木・建築分野の表彰制度創設検討/海外作品も対象、19年秋に方向性  [2018年9月21日1面]

 日本建設業連合会(日建連、山内隆司会長)は20日、土木、建築両分野の構造物と建築物を対象にした新しい表彰制度の検討に着手することを決めた。土木、建築それぞれに検討会を設け、賞の構成や作品数、選考方法などを議論する。検討成果を19年秋にまとめる。同年に予定している「第60回BCS賞」は従来方式をベースに行う。
 日建連は、旧建築業協会(BCS)が1960年に国内の建築物を対象に創設したBCS賞の表彰を毎年行っている。土木を対象にした賞はない。会員企業の活動領域が海外に広がっており、新たな表彰制度を検討する機会と捉え、検討を進めることにした。
 土木、建築それぞれに宮本洋一副会長土木本部長、押味至一副会長建築本部長を座長とする新表彰制度検討会を設置。日建連の理事を務める会員企業の首脳が委員として参加する。合同会合やワーキング(WG)によって土木、建築の両分野、海外の作品を対象に方向性を議論していく。
 土木は土木学会などの既存の表彰制度の仕組みを検証する。同時に公共工事の発注者の国土交通省や有識者と協議し、理解を得ながら枠組みを詰める。建築はBCS賞の実績や評価を踏まえ、価値がさらに高まる制度を整える。BCS賞は継続・見直しを含め、ゼロベースで議論するという。
 20日に会見した山内会長は、「日建連は土木、建築が両輪」と指摘し、両分野を対象にした表彰制度の必要性を強調した。宮本副会長は幅広い視点で議論を進める考えを示し、押味副会長は「(BCS賞は60回が)区切りにもなる。日建連の存在価値、社会的な訴えができ、若い人に建設へ意識を向けてもらうことを考えたい」と検討に意欲を見せた。

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