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復建調査設計/名古屋市の測量設計会社を子会社化/国内ほぼ全域に拠点整う  [2018年9月21日19面]

小田社長

 復建調査設計(小田秀樹社長)は14日、名古屋市に本社を置く中堅測量設計会社・サンキの全株式をサンキホールディングスから譲り受け、完全子会社化した。地域の有望な企業の円滑な事業承継支援や担い手確保の一環として事業承継買収した。同日、安藤健一郎サンキ統括部長が社長に就任した。これにより、復建調査設計は北海道を除くほぼ国内全域で、社会資本整備への対応が可能となった。
 近年、自然災害が激甚化・多発化し、インフラ施設の老朽化対策も喫緊の課題となっている中、小田社長は「こうした対応に当たる担い手が不足しているのが現状」と危機感を示している。
 昭和40~50年代の高度経済成長期に創業した測量・地質調査・設計などを行う会社の経営者が、世代交代時期となっている現在、「安全安心で強靱(きょうじん)な国土を構築する人材が、安定した経営の下で活躍する機会を創出したい思いがある」とした上で、「戦後の復興を建設分野で支えてきた弊社は、広島という地方に本社を置く会社としても、全国に人材を求めて幅広いサービスの提供を行っていかなければならない」と語った。
 同社は関東、近畿、中四国、九州に拠点を形成しているが、中部地区が手薄となっていたことから、今回、双方のニーズが合致し事業承継買収に至った。
 小田社長は、「現在のグループ会社の総力を挙げれば、北海道を除くほぼ日本全域で、社会資本整備の各種対応が可能となる。今後も、各方面の協力を得ながら拠点整備を進めていきたい」との方針を明らかにした。
 サンキの所在地は、名古屋市熱田区三本松町6の5。事業内容は測量業、土木建設設計業務全般、土木ならびに建築の監理、施工、労働者派遣法に基づく労働者派遣事業。職員数57人(18年1月現在)。
 復建調査設計から森山学、佐々木充の2氏が取締役、笠井和孝氏が監査役として就任する。

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