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建築家・本間利雄氏死去/地域の自然に溶け込む建築実践/後日しのぶ会  [2018年9月21日1面]

撮影・斉藤忠徳

 公共、民間を問わず数多くの優れた作品を手掛けてきた建築家の本間利雄氏(ほんま・としお、本間設計グループ代表)が19日午後1時46分、死去した。87歳だった。葬儀は近親者で行い、後日、しのぶ会を開く。喪主は女婿の弘(ひろし)氏。
 1931年山形県小国町生まれ。62年に本間利雄設計事務所を設立し、県内を中心とする公共、民間施設の設計を手掛けた。85年にはホンマ・アーキライフを立ち上げ、社業の発展に力を注いだ。
 代表作品は東北芸術工科大学(山形市)、山形市総合スポーツセンター(同)や川西町フレンドリープラザ(山形県川西町)、小国町役場(同小国町)などがある。建築業協会(現日本建設業連合会)のBCS賞や日本建築学会東北建築賞(作品)など数多くの賞を受けた。
 団体活動にも注力し、山形経済同友会代表幹事を務めたほか、日本建築家協会(JIA)理事などを歴任。産業界、建築設計界の発展に尽力した。
 2002年2月の日刊建設工業新聞のインタビューでは「私は建築家として東北にいるから、誇れる景観を大切に守り育てなくてはならない。それは画一化や均質化から個別化に向かうことである」と自らの考えを披露。豪雪地帯で育った経験から、雪に強い建築づくりの第一人者として独自のデザインを追求し続け、地域の自然や景観に溶け込む建築、文化づくりを実践してきた。

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