企業・経営

このエントリーをはてなブックマークに追加 文字サイズ 

大成建設/エネルギー本部を新設/収益源の一つに、再生エネ発電参画へ  [2018年10月2日3面]

 大成建設は1日付でエネルギー本部を新設した。エネルギー分野での取り組みを強化し、同分野を収益源の一つに成長させるのが狙い。ESP(エネルギー供給)などのエネルギー関連事業に参画し、関連分野の受注も強化。18年度から3カ年の中期経営計画で掲げる成長分野投資1500億円のうち、同本部として全体の1割に当たる150億円の事業投資を計画する。20年度にエネルギー分野の建設受注額で1200億円を目指す。
 本部での取り組みはエネルギー事業への参画、エネルギー関連施設の受注支援、技術開発の3点が柱。エネルギー事業への参画ではESP、EM(エネルギーマネジメント)、再生可能エネルギー発電への参画を目指す。長期的な取り組みで安定収益を確保する考えだ。
 受注支援ではZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)、スマートコミュニティー、火力発電、再生可能エネルギーの各分野で施設計画の川上段階から提案参加するなど受注活動を強化。2012年度から6年間のエネルギー分野の建設受注額が平均600億円なのに対し、20年度は2倍に当たる1200億円に伸ばす目標を掲げた。
 ESPなどのエネルギー事業への参画はゼネコンとしては異例。1日付で常務執行役員エネルギー本部長に就任した守田進氏は「東日本大震災以降、エネルギー需要は多様化している」とエネルギー市場の可能性を指摘。「事業参入への難しさはあるが、総合建設業だからこそできる分野でもある」とし、エネルギー分野での本格稼働に意欲を見せる。

この記事へコメント

メールアドレスが公開されることはありません。

インフラ・ビジネス最前線―ODAの戦略的活用
 途上国や新興国で日本の民間企業が行うイ...続きを読む
建設業で本当にあった59話の心温まる物語
およそ500万人が働く建設業界。それぞれ...続きを読む
作業現場が危ない?!熱中症予防・対策マニュアル
熱中症は、早期の対処で重症化を防げる疾患...続きを読む
中小企業の事業性を向上させる税理士の経営支援
身近な専門家である税理士の支援を受け、中...続きを読む
DVD 道路工事の労働災害・公衆災害
安全教育用DVD「つくる!安全現場の一年...続きを読む