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太平洋セメント/都内で20周年記念イベント開く/頼りにされる会社に  [2018年10月2日1面]

 太平洋セメントは1日、東京都港区のホテルグランドニッコー東京・台場で20周年記念イベントを開いた=写真。秩父小野田と日本セメントの合併によって同社が誕生してから20年。不死原正文社長をはじめ、社員や取引会社の関係者ら約600人が出席し、基調講演やパネルディスカッションなどを開き、節目の到来を盛大に祝った。
 冒頭、不死原社長があいさつし「合併から20年、リーマンショックや東日本大震災など幾多の困難があった。それらを乗り越え地道な努力の結果、売上高1兆円に手が届くようになった」と強調。その上で「今では海外での事業展開が可能になるとともに、国内鉱山の再開発により向こう100年間は、セメントの主原料となる石灰石に困ることがなくなった。今後も成長し続け、取引先やステークホルダーの皆さまに頼られる企業になれるよう尽力したい」と述べた。
 イベントでは名和豊春北海道大学総長が「セメントの誕生とその恵み」と題して基調講演。パネルディスカッションは名和総長をはじめ、岡田昌彰近畿大学理工学部教授、女優の菊川怜さん、太平洋セメントの三浦啓一取締役兼常務執行役員、安藤國弘取締役兼常務執行役員が登壇。「セメント産業の過去・現在・未来」をテーマに議論を展開した。
 太平洋セメントは1998年10月1日、秩父小野田と日本セメントが合併し誕生。長い歴史を持った大手メーカー同士の合併によって、国内セメント業界の再編に区切りが付く契機となった。

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