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東北整備局/衛星画像データで地形変化を把握する技術公募/11月から現場実証  [2018年10月5日6面]

 東北地方整備局は、衛星画像データを使って河道内の土砂やのり面などの形状の変化を把握できる技術を公募している。現場のニーズと民間企業が保有する技術シーズがマッチングしたのを受け、現場で試行を希望する民間企業らを募る。災害時に加え、平常時も業務の効率化が図れると期待している。18日まで応募を受け付ける。今月末までに技術を選定し、マッチングした企業とともに、11月ごろから整備局が提供する現場で活用の可能性を検証する。
 国土交通省が産学官連携組織として設立したi-Construction推進コンソーシアムの技術開発・導入ワーキンググループが行ったマッチング決定会議で、東北整備局の能代河川国道事務所や福島河川国道事務所などが発表したニーズと、NTTデータ経営研究所の技術シーズのマッチングが成立。東北整備局が提供する現場で試行するとともに、同様の技術を保有する民間企業などを広く公募し、新技術の開発につなげる。
 公募するのは「衛星画像データを用いて広域の地形変化を(経時的)に把握する技術」。試行条件は河川の流域全体など広域の複数の衛星画像データを対象に時間の経過とともに変化した地形や植生、土地利用状況、特異な傾向を示す領域をAI(人工知能)解析で自動検出する技術を持つこと。試行に当たっては、指定する広域で撮影日時の異なるデータを自ら用意すること。
 試行現場は能代河川国道事務所管内の米代川流域と福島河川国道事務所管内の直轄砂防区域。米代川では河道内の土砂の堆積・洗掘、堤防の変状など、直轄砂防はのり面の崩壊や崩落土砂量、河道閉塞(へいそく)、天然ダムの容積、湛水量などを対象とし、公募技術が施設の管理にどの程度効率的に活用できるかを検証する。
 問い合わせと資料の提出先は、企画部技術管理課検査係(電話022・225・2171)。公募内容は同局ホームページに掲載している。

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