工事・計画

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北海道開発局/新千歳空港誘導路複線化整備/平行誘導路と末端取り付け誘導路新設  [2018年10月9日6面]

 北海道開発局は4日、新千歳空港の誘導路複線化整備に着手すると発表した。A滑走路の西側にある既存の平行誘導路の西隣に長さ約1500メートルの平行誘導路を新設し、合わせて南北両側にそれぞれ延長500メートルの末端取り付け誘導路を整備する。誘導路を複線化することで、除雪などによる滑走路閉鎖時間を短縮し、冬季の運航への影響を抑える。平行誘導路は2025年度、末端取り付け誘導路は22年度の完成を目指す。
 現在の新千歳空港は、いずれも南北に伸びる延長3000メートルのB滑走路とA滑走路、その西側に同じく3000メートルの誘導路が併走している。
 新千歳空空では、降雪シーズンには機体の凍結を防ぐため防氷液を散布するが、効果が切れると駐機場に引き返すことになる。その際、現状では駐機場までの動線が確保されていないため滑走路を走行することになり、これが冬季の欠航や遅延の一因となっている。
 新誘導路は既存平行誘導路西側の南半分に、幅60メートルで平行して設ける。ルート上には消防庁舎や除雪車庫などがあるため、これらを南側に移設した後に、新設工事に着手する。
 末端取り付け誘導路の整備は、除雪による滑走路の閉鎖時間短縮が目的。既存の滑走路と誘導路の南北両端には、それぞれをつなぐ誘導路があるが、航空機が絶えず通行している。このため除雪の際は、除雪終了後でも除雪車両が通行できずに滑走路末端部で待機することになり、滑走路閉鎖時間が長引くことがある。
 この待機時間の解消のため、末端取り付け誘導路を複線化。既存の誘導路に平行して幅60メートル、延長500メートルの誘導路を整備して除雪車両の移動を自由にすることで、除雪時の滑走路の早期開放を図る。

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