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熊谷組/屋内自律歩行支援機器が完成/車いすと同程度に小型化、電動で立ち座り介助  [2018年10月11日3面]

電動アシストで楽に立ち座りができる

 熊谷組が開発していた屋内自立歩行支援機器「フローラ・テンダー」が完成した。車いすと同程度の幅(66センチ)のコンパクトサイズで、自宅内を自由に歩ける。電動アシストで、立ったり座ったりする動きもサポートする。19年4月の発売を予定している。
 昨年9月の発表から仕様を変更し、体重の免荷機能を外した。在宅での家族に頼らない自立生活支援が目的で、つえや介助があれば歩行できるが、転倒の心配がある人や、ひざの痛みなどで立ち座りや歩行に苦痛を感じる人を対象にする。
 高さは108~128センチ、奥行きは82・5センチ、重量は約40キロ。狭い廊下でも旋回でき、トイレにも行ける。目標販売価格は35万円で、販売元はグループ会社で開発製品を扱うファテック(東京都新宿区、青野孝行社長)が担当する。青野社長は「まずは国内で地盤を固め、中国、韓国、台湾、シンガポールを中心に海外でも販売していきたい。2年以内に1万台、5年間で5万台の販売を目指している」と話す。
 介護保険法が適用されるレンタル事業や、病院や介護施設など法人向けのリース事業を予定する。歩行器とセットでの使用を想定した体を支えるためのジーンズや半ズボンも販売する。リハビリテーションに使えるように再度、免荷機能を搭載した仕様の開発も視野に入れている。
 熊谷組グループで建築リニューアルを手掛けるケーアンドイー(同、岩間和久社長)は、フローラ・テンダーを使用する人の体や生活の状況に応じた住環境を提案。グループ各社で連携し、福祉分野への対応を強化していく。
 東京ビッグサイト(東京都江東区)で12日まで開催している第45回「国際福祉機器展」にブースを出展し、新製品をPRしている。

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