企業・経営
三機工業/三機テクノセンター(神奈川県大和市)が完成/技術・人材磨く戦略拠点に [2018年10月12日3面]
三機工業が計画していた研修機能と研究機能を備えた「三機テクノセンター」が完成し、11日から運用を始めた。神奈川県大和市の旧三機大和ビルA館(SRC造地下1階地上6階建て延べ約4万6100平方メートル)のうち、約2万1600平方メートルを改修。研修施設やR&Dセンター、ショールーム、宿泊施設などを設けた。技術と人材を磨く戦略拠点と位置付け、技術力の継承・発展、次世代技術の開発を加速させる。
所在地は中央林間7の10の1。地下1階の研修エリアは約2000平方メートルの大空間に「技術・技能研修エリア」と「安全体感エリア」を配置。施工現場を再現したモックアップでの実践的な研修のほか、安全設備の重要性を学べる。新入社員研修や協力会社の教育に役立てる。
同社は1日付の機構改革で、技術研究所をR&Dセンターに改称した。3階にはR&Dセンターの分析室をはじめ、人工知能(AI)やIoT(モノのインターネット)の活用を見据えた最新のICT(情報通信技術)環境を整備。企業や大学関係者などを含めた社内外の連携に取り組む「イノベーションコラボエリア」を設置した。
長期間の社内研修ができるように、4~6階に全141室の宿泊室、3階には食堂、ジム、畳敷きの大広間などを設置した。災害時には帰宅困難者を受け入れるのに活用する。
1階のショールームは最新ディスプレーで保有技術を紹介。創業からの歩みを描いたヒストリカルボードを備える。エンドユーザー、設計事務所、ゼネコンなど多くの人の来場を見込んでいる。
同社は、2025年に迎える創立100周年に向けた長期ビジョン「Century2025」のフェーズ1として、中期経営計画(16~18年度)を16年3月に策定。「質を高める3年間」と銘打ち、人材と技術の強化に取り組んでいる。
11日に現地で記者会見が開かれ、長谷川勉社長は「研究・研修・研さんの場を1カ所に集約した。19年度からスタートするCentury2025のフェーズ2に向け、技術と人材の質をさらに高めていきたい」と語った。
同社は、テクノセンターのある三機大和地区に保有する土地・建物の再開発プロジェクト(総敷地面積約12・5ヘクタール)を進めている。機械システム事業製造工場を再編し、19年8月に新工場を操業させる。約4・1ヘクタールの土地を借り受けた日本生命保険相互は延べ9・6万平方メートルの大型物流施設を建設し、19年11月の竣工を予定している。
所在地は中央林間7の10の1。地下1階の研修エリアは約2000平方メートルの大空間に「技術・技能研修エリア」と「安全体感エリア」を配置。施工現場を再現したモックアップでの実践的な研修のほか、安全設備の重要性を学べる。新入社員研修や協力会社の教育に役立てる。
同社は1日付の機構改革で、技術研究所をR&Dセンターに改称した。3階にはR&Dセンターの分析室をはじめ、人工知能(AI)やIoT(モノのインターネット)の活用を見据えた最新のICT(情報通信技術)環境を整備。企業や大学関係者などを含めた社内外の連携に取り組む「イノベーションコラボエリア」を設置した。
長期間の社内研修ができるように、4~6階に全141室の宿泊室、3階には食堂、ジム、畳敷きの大広間などを設置した。災害時には帰宅困難者を受け入れるのに活用する。
1階のショールームは最新ディスプレーで保有技術を紹介。創業からの歩みを描いたヒストリカルボードを備える。エンドユーザー、設計事務所、ゼネコンなど多くの人の来場を見込んでいる。
同社は、2025年に迎える創立100周年に向けた長期ビジョン「Century2025」のフェーズ1として、中期経営計画(16~18年度)を16年3月に策定。「質を高める3年間」と銘打ち、人材と技術の強化に取り組んでいる。
11日に現地で記者会見が開かれ、長谷川勉社長は「研究・研修・研さんの場を1カ所に集約した。19年度からスタートするCentury2025のフェーズ2に向け、技術と人材の質をさらに高めていきたい」と語った。
同社は、テクノセンターのある三機大和地区に保有する土地・建物の再開発プロジェクト(総敷地面積約12・5ヘクタール)を進めている。機械システム事業製造工場を再編し、19年8月に新工場を操業させる。約4・1ヘクタールの土地を借り受けた日本生命保険相互は延べ9・6万平方メートルの大型物流施設を建設し、19年11月の竣工を予定している。
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