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高砂熱学工業ら/アルミ冷媒配管用分岐管ユニット開発/現場の省力化に活用期待  [2018年10月22日3面]

アルミ冷媒配管用の分岐管継ぎ手

 高砂熱学工業とステンレス配管用機械式継ぎ手メーカーのベンカン(群馬県太田市、岡本昭三社長)は、アルミ冷媒配管用の分岐管継ぎ手を共同開発した=写真。冷媒配管を分岐するために使用する。軽量なアルミ製の冷媒配管や機械式継ぎ手と組み合わせて使用し、現場作業の省力化を実現。リサイクル可能なアルミ材を利用するため二酸化炭素(CO2)排出量の削減にも効果を発揮する。
 開発した「アルミ冷媒配管用分岐管ユニット」は、中心のコア部と配管部で構成。コア部はアルミブロックから削り出しで成形し、配管部とろう付けして接合している。
 大型建築物などに使用するビル用マルチ空調システムは、1台の室外機に複数台の室内機が接続し、主配管から複数の枝管を分岐する必要がある。アルミ冷媒配管用分岐管ユニットは、枝管を分岐する際の施工性や品質を確保する目的で使用する。
 これまで主流だった銅製の冷媒配管は、各空調機メーカーから分岐継ぎ手が製品化されていた。だが、アルミ冷媒配管用の分岐継ぎ手は製品化されていなかったという。
 高砂熱学工業は、機械式継ぎ手「アルミおっぞんくん」を既に開発。アルミ冷媒配管用分岐管ユニットをラインアップに加えることで、今後増加が見込まれるリニューアル工事にアルミ冷媒配管の導入を進める方針だ。
 ベンカンは、24~26日の3日間、東京都台東区の東京都立産業貿易センター台東館で開催する第50回「管工機材・設備総合展」にアルミ冷媒配管用分岐管ユニットを出展し、来場者にアピールする。

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